東洋医学では、
花粉症などのアレルギー症状を
水毒と呼んでいます。
水毒とは、
体内に余分な水分を溜め込んでいる人が
起こす症状という意味です。
水分の排泄に関係する臓器の働きを高め、
花粉症の予防につながる食品を
いくつか紹介します。
〇ニラ
醤油とニラをお湯に入れて飲むと、
アリシンという物質の作用で
体が温まります。
発汗・利尿作用があり
余分な水分を排泄します。
〇ネギ
βカロテンという物質が
花粉で荒れた粘膜を強化します。
ネギにもアリシンが含まれ、
水毒を解消し辛い症状が軽減します。
〇ヨーグルト、バター、チーズ
ビフィズス菌が作る免疫物質により、
アレルギーが改善し症状を抑制します。
〇ハチミツ
オリゴ糖、フラクトオリゴ糖、
グルコン酸が腸の働きを整え、
免疫物質の産生を促進します。
この他にも、
ショウガや唐辛子などの
体を温める食品などを
意識して食生活に取り入れてみましょう。
水毒とは、
体内に溜まった水分の影響で
体が冷えている状態です。
花粉症の予防・症状の解消には、
余分な水分を体外に排泄することが大切。
食生活に気を配るだけでなく、
軽い運動を積極的に行い汗をかくことも
花粉症の軽減につながります。