すっかりと秋も深まり、寒さを感じる季節になりました。
長時間のデスクワークによる疲労も寒くなると回復しにくくなります。
首から肩の周りの筋肉の血流を改善し、慢性的な肩こりをストレッチで防ぎましょう。
肩甲骨と背骨をつなぐ菱形筋(りょうけいきん)のストレッチ方法を紹介します。
文字通りひし形をしている菱形筋は、正しい姿勢を保つために大切な筋肉の一つ。
パソコンや事務仕事、車の運転中など常に働いてくれています。
・ストレッチ方法1
左腕を胸の高さに持ってきて、右腕で左腕の肘の辺りを抑え、背中を引き伸ばします。
背中の辺りに心地良い張りを感じたら、この姿勢を30秒程度保ちましょう。
右側も同様に行います。
・ストレッチ方法2
手を前で組み、あごを引いて背中を丸めます。
肩甲骨の間を広げるようにイメージしながら腕を前方に突き出します。
背中に心地良い張りを感じたら、約30秒この姿勢を保ちましょう。
肩周辺の筋肉をストレッチして、正しい姿勢を保つことは、冬期うつを防ぐためにも大切なこと。
丸まった姿勢を続けていると、気持ちもふさぎ込んだような状態から抜け出せなくなります。
心も体も健康的にこれからの季節を過ごすため、ぜひ参考にしてみて下さい。