仕事も勉強も精一杯、力を出し尽くす。
そうすることで奇跡が起きる。
ですが、このマインドにも落とし穴がります。
何事も全力を出そうとすると、いつも時間に追われるようになってしまいます。
人はどんなに気を付けていてもミスはするもの。
予期せぬアクシデントに巻き込まれることもあるでしょう。
そんな時、
時間に追われていると、余裕が無くなり力を出し切ることが出来なくなります。
何事も精一杯頑張り、力を出し切るためには、余裕を常に確保しておくことが大切。
“余裕”は自律神経の働きに大きな影響を及ぼします。
自律神経のうち交感神経が働くと「緊張・興奮」の精神状態。
副交感神経は「余裕・安心」。
人が全力出せるのは、二つの自律神経の働きが高いレベルで釣り合っている時です。
力を出し切るのは交感神経の働きによるもの。
そのために、疲れた心と体のバランスをすぐに整えることが出来るように、副交感神経の働きも最大限に発揮できるようにしておくことが大切。
余裕を持った行動は、副交感神経の働きを高め、リラックスしやすい状態を作ってくれます。
30分の余裕を持って行動してみましょう。
いつもより30分早く職場に着く。
何事も30分前から意識し動き始める。
その余裕が心も体も安定させ、いざという時に高い集中力を発揮してくれます。
全身全霊で何事にも取り組めるようになるでしょう。
身近にいる社会的な地位の高い人の動きを見て下さい。
ゆっくりと動き、余裕に包まれている感じがしませんか?
仕事になると急に、誰にも追いつけないスピードで何事もこなしていく。
30分の余裕は、何事にも最大限の力を発揮してくれます。
参考にしていただけると幸いです。