健晃堂

居眠り防止のコツ

昨日お話させていただいた眠気を防ぐポイント

・食事の前にコップ2杯程度の水を飲む。

・出来るだけゆっくり食べる。

・食事の量は腹八分目。

心掛けてみたけど、やはり眠くなる!!

そんな時には、何を食べたのかを思い出してみて下さい。

ラーメンとご飯。

おにぎりと菓子パン

などのように、麺類、白米、糖質が多い物ばかり食べていませんか?

これらは血液中の糖分の濃度(血糖値)を急激に上昇させます。

その後、血糖値を下げるために膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。

急激に上昇した血糖値は反動で急激に下がります。

そうすると脳のエネルギーとなるブドウ糖が供給されなくなり、眠くなってしまうんですね。

どうしても午後は睡魔に襲われてしまう。

ならば居眠り防止のコツとして、主食のご飯を抜いてみましょう。

定食を選び、おかずだけ食べてご飯を抜きにしてみるなど、工夫してみて下さい。

おかずも砂糖が多く含まれている物は避けてみましょう。

糖分を避けることで、血糖値はゆっくり上昇しゆっくり下がるので、脳に安定してエネルギーが供給されるようになります。

でも、どうしてもご飯は食べたい。

お米無しでは食べた気がしない。

ならば、ご飯の量を減らし、食べる順番を意識してみましょう。

野菜などを最初に食べ、肉や魚などタンパク質の主菜を食べ、ご飯は一番最後に食べます。

この順番で食べることで、糖の吸収が緩やかになって、血糖値の急激な上昇を防ぐことが出来ます。

血糖値の急激な上昇は、本当に恐ろしいことにつながります。

インスリンの過剰分泌が起り、血糖値が下がり脳がエネルギー不足になる。

それは眠くなるだけでなく、精神的な落ち込みも招きます。

沈んだ気分を解消しようと、甘い物を食べる習慣を持つ人も多いでしょう。

そうする事で、また血糖値が急激に上がり一時的に気持ちは回復します。

しかし、また反動でエネルギー不足が起り、何をするのもおっくうになる。

このような悪循環に嵌ってしまいます。

だからと言って、ご飯好きや甘党の人に我慢しろと言うのは、余計にストレスが掛かってしまいます。

急激に食生活を変えると、反動が出た時にもっと怖い事になりがち。

ランチの後の眠気を防ぐ。

それを食生活を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です