健晃堂

体が痛む、心が不調 なぜ?

近頃、身体的にも様々な痛みや不調を感じ、心の状態もどうしても低下してしまう。

梅雨空が続くこの季節には、どうしてもこんな話をよく聞きます。

「そんな時はどうしたら良いの?」

こう聞かれた時の私の答えは、

「何もしなくて良いでしょう」

答えになっていない!!

ならばこのように答えます。

「今、心や体が感じている痛みや不調、それがどこから来ているのか?しっかりと向き合ってみては?」

雨が降るような日は、低気圧という言葉通り、気圧が低い状態。

つまり、目には見えませんが、人の居る環境から酸素の濃度が少なくなった状態。

人が生きて行くために最も必要な物は何でしょう?

お金ですか?

違います!!

いくらお金持ちになったところで、食べ物が無くなれば人は生きて行けません。

では水と食料ですか?

それも確かに必要不可欠です。

ですが、最も重要な物は酸素です。

目には見えなくとも確かに物質として存在している酸素が無くなれば、どんな大富豪でも、世界最強の格闘家であっても、アメリカ大統領であっても、わずか数分で死んでしまいます。

雨や曇りの低気圧の日には、これほど大切な酸素が自分の周囲から減っているんですよ。

気持が沈むのなんて、当たり前じゃないですか!!

元気なままだったら、それこそ危険!!

そして、体のあちらこちらに痛みが出るのは、そこに負担が掛かり過ぎているサインです。

痛みだけでなく、眠過ぎて仕事にならない、体が重だるくて動く気がしない。

これらも体が自ら危険を知らせてくれているのです。

痛みや不調を感じる、気持ちが鬱になる。

これらは全て神経系の働きによるもの。

その神経系の働きを上げることこそが、人が本来持つ自然治癒力を高めるということ。

自然治癒力が高まれば、身体的な痛みや不調も、心の落ち込みも、自分自身の力で自然に回復するようになっています。

ならば神経系の働きを上げるにはどうしたら良いのか?

それが身体の痛みや心の不調としっかりと向き合うこと。

痛みや不調に意識を向け、あるがままの今の自分に集中してみましょう。

そうすることで自然と神経系の働きは高まり、自然治癒力が力を発揮してくれるでしょう。

晴れて天気の良い日には、普通に心も体も元気に過ごしていたのであれば、気候が回復すればまた、より健康的になって元に戻ります。

多くのケースでは、痛みに対する薬や、心の不調に対する心理学のテクニックは不要です。

なので、「何もしなくても良い」

私はこのように答えています。

近頃、体のあちこちが痛む、心の状態も何故か上向かない。

そのように感じていたら、参考にしていただけると幸いです。

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