健晃堂

自律神経の乱れを加速させる行動

最近どうしてもイライラすることが多い、
気分が沈みがちになる
何をやっても悩みから解放されない。

そんな時に、

やってしまいがちな行動があります。

ある行動を取ることで、

人はさらに精神的にしばりつけられ、
大きなストレスを感じながら
生きていくことになります。

その結果、

自律神経の乱れはさらに加速して、
体調の不調も続くことに。。。

やってしまいがちだが、

絶対にやってはいけない行動とは?

“人と集まって愚痴を言い合う”

マイナスの言葉を使ってはいけない、
このような類の話は、
何度も聞いたことがあるでしょう。

ですが、

強いストレスを感じている時には、
どうしても人に愚痴をこぼしたり、
現状の不安や不満を話過ぎたり
してしまうのでは?

吐き出したらスッキリするし、
愚痴や悪口を言ってる時間は
ストレス解消になるし、
やっぱり話した方が良いよ!

という人も居ます。

しかし、

本当にスッキリしていますか?

愚痴や悪口を人に話すことで、
現状が何か良い方向へ向かいますか?

仕事や日常で様々なストレスに遭遇し、
イライラしている時は
頭にトゲが刺さっている状態と
想像してみて下さい。

人は自分の口から発した言葉は
自分自身の脳への刺激となって
様々な影響を与えます。

愚痴や人の悪口を言って、
スッキリしたような感じがするのは、

頭に刺さったトゲが抜けたからでは
ありません。

刺さっていただけの物を、
しっかりと頭に叩き込んで
しまうことになるのです。

例えば、

職場に嫌いになりそうな人が
居たとしましょう。

その時点ではまだ、

嫌いとも何とも言えない状態です。

ところが、

人と集まって悪口を言い合えば、

“嫌いになりそう”
とう中途半端な状態から、

“嫌い”
とはっきり確定させてしまう
ことになるのです。

だから、

スッキリしたような気持ちになる。。。

仕事でも今置かれている状況でも
何でもそうです。

辛いのかどうか不安定な状態を、

“辛い”に確定させてしまいます。

人間には不安定を嫌い安定を求める
という性質があります。

なので、

自然環境の変化の影響で、
自分自身の内面のバランスも
崩しやすい今の季節に、

さらに外部からのストレスが加わると、

安定を求めて、
つい愚痴大会を開いてしまいがち。。。

そして、

誰かのことが嫌い、
今の状況が辛い、

このように確定させてしまうことで、

脳からは常にアドレナリンという
交感神経を活性化させる物質が分泌され、
心臓に無理な負担をかけ、
血圧も上がるようになり、
血液もドロドロの状態が続きます。

そのため、

内臓に無駄な負担を掛けたり、
血液循環が上手くいかないことで、
肌もカサカサになったり、
顔色も黒ずんで悪くなります。

こうなると、

さらに強くストレスを感じ、
また愚痴をこぼすばかりになり、

いつしか悪循環から
抜け出せなくなってしまうでしょう。

ならばどうすれば良いの?

頭に刺さったトゲを叩き込むのではなく、
洗い流すような行動を取りましょう。

具体的には、

一緒にいるといつも
笑いが絶えない人に合う。

自然環境に身を置き、
一体化してみる。

などなど・・・

特に笑いには
半端なく強い力があります。

不安や悩みで気分が沈んだ時に
その話をしようと人に合ったら、
全部面白い話に変えられてしまった。

その途端に、

不安も悩みも
どうでも良くなってしまった。

こんな経験も
誰にでもあるでしょう。

これが刺さったトゲを洗い流すこと
と言えばイメージして
もらいやすいでしょうか?

人の自律神経の働きは、
自分自身だけでなく、
周囲の人とお互いに影響を
及ぼし合うという性質があります。

愚痴ばかり言っていると、
自律神経の働きの乱れた人
ばかりが寄って来て、
お互いに悪い影響を与え合います。

どんな時でも笑顔でいると、
自律神経の働きのバランスの取れた人が
周囲に集まり、
安定した環境の中に
身を置くことが出来ます。

自然の環境の変化による影響は
避けることは出来ません、

けれども、

お互いに影響を及ぼし合う
人と人で作られる環境は、
自分で変えることが出来ます。

人は普通に生きているだけで、
次から次へと頭にトゲが刺さるもの。

それらを叩き込んでしまうのではなく、

洗い流して抜いてしまうように、

日々の行動を意識してみては
いかがでしょう?

このような話は、
今までに何度も数えきれないほど
色んなところで聞いてきた。

どこに行っても、
みんな同じことを話す。

聞いただけでなく、
自分自身でも実践している。

だけど、

やっぱり体調も精神状態も安定しない。

よく勉強している人ほど陥りがちな
自律神経の働きを狂わせる
原因があります。

その原因とは?

次回お話します。

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