健晃堂

不自由な自由にならないために

自由なライフスタイルは
確かにストレスが少なく
生きられるんだけど、

今までより忙しくなりそう!!

仕事を辞めて、
時間にゆとりが出来るかと思い
ゆっくりしようと思っていたら、

反対に会社に行っていた時よりも
時間が無くなってしまった!!

このような経験がある人も多いのでは?

だから、

普通に勤めているのが、
一番やりたいことが出来る。

その気持ちもよくわかります。

今のライフスタイルが
自分に合っているなら、

何も無理に変えなくて良いでしょう。

そうじゃない。

今のままでは困る!!

だけど、

自由ほど不自由な生き方は無い。

それも経験して知ってるし。。。

だったら、

この言葉を参考にしてみては?

“自分サイズの服を着る”

米上院議員の経済政策担当補佐官
などの高度で専門的なポストを務めた
ダニエル・ピンク氏の著書、
「フリーエージェント社会の到来」
の中にあった言葉です。

会社勤めや自営業者には
自由が無いと言われていますが、

居心地が良いのであれば、

自分サイズの服を着ている状態。

反対に居心地が悪いのは、

服のサイズが合っていないのと同じ事。

規律が無ければ組織は成り立たず、
一人一人全員が個性を発揮することは
集団の中では不可能です。

それは、

体型の違う人が全員、
既製サイズの服を着ているような状態。

合わない人は、
どうしたところで合いません。

逆にぴったり合う人は、
きちんと服を着ているので、
何もストレスなく行動できます。

自由になるということは、

一旦、裸になってしまうようなもの。

何をやっても良いが、
服を着ていないので、
反対に何も出来ない。

あれもこれもと服を探している間に、
日々が過ぎて行ってしまう・・・

このようなイメージでしょうか?

こうすれば、あなたも自由に生きられる。

このような書籍やセミナーは
今では数多くありますね。

イメージしておいてほしいのは、

これらは全て“既製品”であること。

具体的な仕事の方法にしろ、
フリーエージェントとして
生きるためのマインドにしろ、

誰にでも合う物は無いでしょう。

いくつかの仕事やマインドが
自分に合わなかったからと言って、
束縛されない生き方に
向いていないわけではありません。

ただ、服のサイズが合わなかっただけ。

一方で、

縛りが少なく自由に生きるにしても
自分サイズの服は着る必要があります。

言い方を変えれば、

自分のライフスタイルの型を
身に付ける必要があるということ。

きっちり型にはまった毎日を
送るのも自由ですし、

頻繁に生き方の型を崩し、
新しく作り変えながら生きるのも
また自由です。

会社というのは
本当にありがたい存在です。

自分で悩まなくても、
生きて行くための型が
いくつも用意されています。

ここで感謝の気持ちを持って、
自分サイズの服を来て生きるのも
自由な生き方の一つ。

既製品は自分には合わない。

なので、

自分サイズの服を探し回る、

もしくは自分で作る。

楽しみながら、
このように生きるのも自由です。

何も服を着ない、
つまり自分の型を持たない自由ほど
不自由な生き方はありません。

“自分サイズの服を着る”

ストレスの少ない
本当の自由な生き方を見つけるために、

この言葉を意識してみては
いかがでしょう?

どんなライフスタイルを送るにしろ、
知っておかなければいけない、
私達の生きている社会の仕組み。

自由な生き方といったところで、
社会との関わり無くして
生きることは出来ません。

次回からまた違うテーマで
お話させていただきます。

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