健晃堂

弱者が自由に生きるには?

他人との競争に打ち勝ち、
何かの分野で一番になることが、
人生においての成功法則。

決して間違っては
いないかも知れません。

しかし、

これは強者の理論。

一部の人しか幸せになれない考え方です。

そんなことは、
既にみんな気付いている!!

だけど、

どうすれば良いのかわからない。

そうですよね!

競争に勝ったところで、
幸せになれないのは、
わかってるんだけど。。。

ならば、

弱者が弱者なりの、
自由度の高い生き方を
可能にするための方法があります。

それは、

“忠誠心を縦ではなく横に向ける”

一つの考え方として、
説明させていただきます。

今までの社会の仕組みは、
圧倒的強者の下に、
弱者が仕えるというのが
一般的でした。

今でもこのような
仕組みの中で生きている人が
ほとんどでしょう。

多くの人は、
資産家や組織のトップなどの
一部の強者に対して、
忠誠を誓うことで、
その見返りとして、
日々の生活の保障を得ています。

給料を貰っている人であれば、
誰でも自分の自由よりも、
仕事が優先ですよね。

例えば、

保険でも自動車でも何でも良いので、
営業職に就いているとしましょう。

営業の仕事は会社の商品やサービスの
契約を取って来ること。

仕事で成果を上げるには、
たくさんの人と会わなければなりません。

そうすると困った人とも出会います。

扱っている商品に対しての
見込み客となる可能性は、
限りなく低いのに、
自分の事を気に入ってくれる人。

営業成績にはつながらないので、
あまり相手をしてはいられないのだが、
かと言って無下にも出来ない。

こんな時にほとんどの人は、

“縦の忠誠心”

を優先します。

つまり、

見込み客となり得ない人との
人間関係は大切にしない。

もしくは完全に切ってしまう。

短期的に営業成績を上げたいだけなら、
これは間違っていない判断でしょう。

ただし、

この考え方で幸せを掴める人は、
ほんの一握り。

圧倒的な強者としての
営業成績を残せる人だけです。

誰もがみんな、
会社で一番の成績を
上げることが出来ますか?

絶対に無理ですよね。

多くの人は見込み客探しに必死になり、
そのうちに人と出会う場も少なくなり、
打つ手が無くなってしまい、

結局は何も報われず、
会社を離れることに。。。

縦の忠誠心をいつまでも
持ち続けたために陥る不幸です。

よく考えてみて下さい。

会社の商品やサービスの契約を
取って来たからと言って、

そのうちの何%が、
あなたの取り分になるのでしょう?

会社の商品の見込み客にはならない人。

けれども、

あなたの事を気に入ってくれている人。

この人達は会社を通さずに、
直接にお金を払ってでも、
あなたに何かをしてほしい、
と思っている可能性が高いのです。

どちらを大切にすべきですか?

自分に対して直接何かを求められたら、
それを一生懸命にやってあげる。

そして絶対に裏切らない。

これが“忠誠心を横へ向ける”
ということです。

縦の忠誠心を誓い、
自分の利益よりも
会社の利益を優先する生き方。

絶対的なトップの下で、
統率のとれたチームの一員
として行動する。

それはそれで立派な生き方の一つです。

決して悪い事ではありません。

だが、そこに自由は感じないでしょう。

今は武士の時代ではないのです!!

一方で、

縦への忠誠は誓わないため、
誰も日々の生活を保障はしてくれないが、

忠誠心を横に向け、
好きな仲間たちと助け合いながら生きる。

同じチームでも、
一人一人が独立した存在として
自由に生きている。

こんな生き方が、

これからは主流になって来るでしょう。

そして、

忠誠心を横に向けることは、
お世話になっている組織に対する
裏切りなどでは決してありません。

自分を気に入ってくれる人を
裏切ることが無いように
徹底的に大切にしていれば、

いつしかあなたは、

“影響力を持つ人間”

になることが出来るでしょう。

影響力のある人の下には
大勢の人が集まって来ます。

そうなれば、

会社の商品やサービスを求める人も
寄って来るようになり、

結果的に縦の忠誠も
果たすことにもなるでしょう。

仮に、

会社の中で仕事が出来ず、
縦の忠誠心も見られないことで、
組織から追い出されたとしても、
何も怖くはありません。

今の世の中は、
ジャングルのようだと
表現する経済学者が居ます。

そこは、

絶対的な強者だけが君臨する、
弱肉強食の世界ではない。

大型の肉食獣も居れば、
草食の小動物も居る。

植物や昆虫も居れば、
バクテリアまで存在している。

強い者は強い者同士、
弱い者は弱い者同士、

個性を持ち寄って、
生態系を支えている。

もし、

自分が社会的な弱者だと感じたなら、
よく回りを見渡してみては?

あなたに何かを求めて来る人が
必ず居るはずです。

そんな人達と、

“相互扶助の関係を気付く”

これが出来た時に、

“自分らしさ”

とは何か?

発見につながり、
自由に生きることが
可能になるでしょう。

営業職の人を例に挙げましたが、
そうでなくても、
何かが当てはまるのでは?

“縦の忠誠心”と“横への忠誠”

自分にとって何が本当に大切か?

少し意識してみてはいかがでしょう?

フリーエージェントの労働理念は
“自由”“自分らしさ”
“責任”“自分なりの成功”

弱者がこのような生き方を
可能にする戦略について、

次回、

もう少しお話させていただきます。

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