デジタル時代の今日において、
肩こりへの対処法を知っておくことは、
心身の健康を保つためにとても大切。
肩こりと骨盤底筋群の関係を知るため、
つながりをイメージしてみましょう。
椅子などに座った状態で
左手を右の首から肩の筋肉を
絞るように握ってみて下さい。
どこの何々筋を・・・
などと細かい事は考えないで、
スポンジの水を絞り出すような
イメージで握ってみましょう。
手を離すと今度は、
首から肩の筋肉に血液が
流れ込むところを想像します。
絞ったスポンジに新しい水が
流れ込むようなイメージですね。
軽くそのようにしただけで、
右の肩が力が抜け下がっているのが
わかりますか?
ここで、骨盤底筋群の方に
意識を向けてみて下さい。
右側の方が明らかに
リラックスして安定感があるのが
感じられるでしょう。
試しに立ち上がり
右足だけと左足だけで立ってみた時の
状態を比べてみると右足の方が
楽に立てると思われます。
体に何が起こっているのでしょう?
人体は常にホリスティックに反応します。
ホリスティックとは、
全体、関連、つながり、バランス
などの言葉で訳されています。
つまり肩の筋肉への刺激が
身体全体の筋肉間の協調性を高める
ことになりました。
何となくでもイメージ出来ますか?
肩の緊張が緩めば同時に、
骨盤底筋群もリラックスし、
反対に肩の緊張が強くなればなるほど
骨盤底筋群も緊張してしまいます。
逆に骨盤底筋群の状態も
肩こりに大きく影響します。
骨盤の体操や、肩こりの解消法
効果的な深呼吸の方法など、
色んな情報が溢れています。
これらは一つだけの効果を目的として
行うのではなく、全てのつながりを
イメージすることで、
より相乗効果が期待できるでしょう。
こういったイメージは
何度も繰り返すことが大切です。
肩こりと骨盤底筋群の関係。
ぜひ頭にインプットしておいて下さい。
だけど何をやっても、
効果があるのは一瞬だけ。
すぐに呼吸が浅くなり、
気持ちも落ち着かず、
肩こりも気にすれば
余計にひどくなる。
このような人はある共通の
マインドに縛られている
ケースがよくあります。
体を楽にするための、
どんな方法の効果も打ち消してしまう
あるマインドとは?
次回にお話させていただきます。