試験って何のためにあるんでしょう?
大人になってから試験を受けるのは必要?
私の結論は、大人になってからこそ試験を受けることは大切だと思います。
今日はお世話になっている与沢塾3期生の試験を受けて来ました。
感想を述べさせていただくと、学生時代には辛くて苦しいものと思い込んでいた試験が、大人になってからも受けられるのは、すごく楽しいし本当にありがたい!!
試験がある事のメリットとして第一に、勉強したことをしっかりと再確認することが出来る。
日頃はたくさんの本を読んだり動画を見たりセミナーを受けたりして、大量のインプットは続けているはずなのに、なぜか自分自身の成長をあまり感じることが出来ない。
そう感じている時に試験を受けてみると、いかに日頃インプットした知識の多くが抜け落ちているという事がよくわかります。
人は一度勉強したことでも3日も経てば、その97%は忘れてしまうと言われています。
しかし、同じことを6回繰り返すと62%は定着するそうです。
そういえば学生の頃は同じ教科書を6回どころか、毎日のように何回も繰り返し見ていました。
それでも試験で満点を取った記憶は、私にはほとんどありません。
なのに大人になってからは同じ文献や本、動画などを何回も繰り返して見ることはあまりしていませんでした。
学生を離れると、試験というものを受ける機会がほとんど無くなるため、日頃いかにインプットを心掛けていても、どこかで中途半端な勉強になってしまっているのでしょう。
試験があるという事で、自然と同じ内容を復習する機会が増え、大人になってからでも新しい知識を習得しやすくなるという効果を感じています。
第二に、自らアウトプットする機会が増えるというメリットがあります。
私はある時期にあることを教わってから、人の話を聞いたりセミナーを受ける時にメモをほとんど取らなくなりました。
人間の体の細胞には、自ら作り出し放出したサイトカインという物質などが自分自身に作用し、その細胞の持つ本来の力が活性化されるオートクライン効果というものがあります。
勉強する時にも同じような現象が起きるようで、メモを取りながら勉強するよりも、集中して話を聞きすぐにアウトプットした方が理解力が7倍深まるといわれています。
アウトプットが大切と知ってはいても、実際にアウトプットする機会が見つからない・・・
そんな時でも同じ試験を受ける仲間がいると、自然と試験の話になることがありアウトプットが増えます。
こうして勉強した内容の理解力が上がっていくのでしょう。
第三に、同じ試験を受けた人同士は結びつきが強くなるように感じています。
18年前のちょうど今頃、私は鍼灸師の国家試験を受けました。
この時期に一緒に試験勉強をしていた仲間達とは今でも相変わらずつながっていて、良き情報交換が出来る貴重な存在になっています。
このような仲間の存在があったからこそ、独立開業し様々な貴重な経験が出来たことは間違い無いでしょう。
今日、一緒に試験を受けた仲間達とも、これから先ずっと刺激し合える良き存在になれると感じています。
インターネットビジネス塾で、試験があると聞いて最初は驚きました。
なぜ試験をするのか?
もっと私の知らない深い理由があるのかも知れませんが、今日は貴重な経験をさせていただきました。
与沢塾長、スタッフの皆様に感謝しております。
自分の人生を豊かにするため何かの目標に向かっている時には、自律神経の働きも活発になり、心身ともに強くなります。
学生時代の過当な受験競争のように、大人になってからあまり頑張り過ぎると体を壊してしまいますが、適度な刺激を与えるため、何かの試験で高得点を取るといった目標を常に持ち続けることも、心身の健康には有効だと思います。
試験の後は懇親会。
大阪の夜景が見渡せる景色の良い所で楽しませていただきました。