「目は心の窓」、「目は口ほどにものを言う」などのことわざがあるように、目には心の状態が現れます。
目が疲れると、そのまま心身の疲れにつながります。
日頃から疲れ目を出来るだけ解消して、心身の健康のバランスを保ちましょう。
スマホやパソコン作業などで目の疲れを感じた時には、「毛様体筋ストレッチ」が一番効果的。
ストレッチのやり方は、ただ“遠くを見る”だけ。
都市部での生活をしていると、びっくりするほど遠くを見る時間が短く限られていませんか?
ストレッチする毛様体筋という筋肉は、近くを見る時に緊張してピントを合わせる働きをしています。
つまり近くを見続けるような仕事や生活をしているということは、毛様体筋に休みなく仕事をさせているということになります。
そのため疲労が溜まり、目がショボショボする、かすむといった症状が現れます。
目が疲れたなと感じたら、窓の外の遠くの景色をぼんやりと眺めてみましょう。
そうする事で、毛様体筋がストレッチされ疲れが和らぎます。
遠くが見えない環境では、3メートル以上先に目標物を探し眺めるだけでも効果があります。
一つ注意したいのは、疲れた時に目を閉じるだけでは、実はあまり毛様体筋は休まりません。
目をつぶっていても、開けた時に備えて毛様体筋は緊張を続けているためです。
疲れ目を解消すると、心も疲れにくくなります。
一日のうちに数分ほど、遠くを眺めるのを習慣にしてみてはいかがでしょう!