東洋医学では冬は陰の季節とされ、ストレスを溜め込みやすい季節と言われています。
今の時期は春が近づき寒暖の差が激しくなり、体の外の変化への対応に体が疲れてしまいます。
更に、疲れた体に花粉などが加わり、とても体調を崩しやすくなり、気持ちもついつい沈みがちになりがちですね。
指の刺激で、こころとからだの簡単なストレスケアの方法を紹介します。
東洋医学では指の先には内臓につながる大切なツボがあり、ツボは内臓を通じて様々な感情や精神活動と密接につながっています。なので、指のツボ刺激はストレスケアにはとても大切になります。
①親指と小指の先でリングを作ります。
②次に、薬指、中指、人さし指と順番に親指の先を移動させていきます。
③手のひらを軽く握ります。
④親指を人差し指の爪の上に置き、小指に向かって一気に滑らせます。
⑤この刺激を何回か繰り返し行います。
やり方として回数や決まった時間などは無いので、電車の中や、歩いている時などでも気軽に試してみて下さい。
人間は、神経系、内分泌系、免疫系の三つで、こころとからだのバランスを保たれ健康を維持しています。
この指の刺激は自律神経を刺激し内分泌系に影響を与え、免疫系のバランスを調整する一人でも出来る簡単な方法です。本来の正常な状態に戻ろうとする力が働き始めます。
行ってすぐに効果を実感できる方法では無いので、日頃から繰り返し行うことをおすすめします。