健晃堂

天候と心身の関係

昨日は雨で、今日もスッキリしない天気が続いています。

雨の日は体もだるく気分も落ち込みがちになりませんか?

天候が悪い日の、落ち込んだ気分や体のだるさを解消するにはどうしたらいいのでしょう?

まず、なぜ天候によってこころとからだの状態は変わるのでしょうか!

これは、自律神経の働きによって心身の状態がコントロールされているからです。

自律神経には、人を活動的にさせる働きのある交感神経と、休ませようとする副交感神経の2種類があります。

この二つは車に例えれば、アクセルとブレーキのようなイメージですね。

人間は本来、晴れた日の日中に活動し、夜や雨の日には活動しない動物です。

なので晴れの日には交感神経がの働きが優位になり、からだもこころも元気になります。

雨の日には副交感神経が優位になり、晴れの日に備えてこころもからだも休ませようとします。

つまり天候が悪い日には、何もせずに心身ともに休ませる事!これが一番の対処法ですね。心配しなくても天気が良くなれば、自然と気持ちも体の状態も回復します。

しかし、天候を理由に様々な活動を休むことは、多くの人にとっては難しいでしょう。

こんな時は、姿勢によって自律神経の働きが変わる事を意識してみましょう。

どういう事かというと、横になったり休む姿勢になると、自然と副交感神経の働きが高まります。逆に姿勢をピンとして立った状態になると、交感神経の働きが優位になります。

体もだるく気分も晴れない、でも仕事や用事で動かなければならない時には、とにかく立ってやや上き、姿勢を伸ばしてみましょう。しばらくこの状態を続けると、自然と元気になってくるはずです。

人の姿勢と心の状態は、自律神経によって密接につながっています。

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