暑くなるとめまいがする。
頭がクラクラして、ボーッとする。
ひどくなると頭痛が起こる。
などの症状に悩む機会が増える人は少なくないでしょう。
夏は体内に溜まる熱を外部に放散させるため、手足の皮膚に血液が集中します。
そのため、脳が血流不足になり、めまいが起こりやすくなります。
このような症状を和らげるには、完骨(かんこつ)というツボへの刺激が効果的。
完骨のツボは、耳たぶの後ろにある骨の突起のすぐ後ろにあり、髪の生え際に取ります。
耳の後ろを触ると、骨の出っ張りがあるのが感じられるでしょうか。
この出っ張りの少し後ろに、押さえると頭の芯にまで心地良い響きが感じられるポイントがあります。
そこが完骨のツボ。
見つけるのは、さほど難しくないと思われます。
ツボ刺激の方法は、両手で頭を抱え、左右の親指の腹でゆっくりと押さえて下さい。
左のツボは右目の方に向かって、右のツボは左目の方に、交差させるようなイメージで刺激するのがコツ。
刺激の強さや、押さえる回数には、特に決まりなどはありません。
首のこわばりが、ほぐれて心地良い感覚が得られるまで刺激してみましょう。
ツボ刺激により頭への血流が良くなると、暑さが原因の頭痛やめまいは自然とやわらいできます。。
猛暑の中で、めまいや頭痛を感じたら。
完骨のツボを軽く刺激してみて下さい。
刺激が頭に心地良く響き、不快な症状が軽くなるのが感じられると思います。
夏を快適に過ごすためにも、ぜひ、活用してみて下さい。