本能を目覚めさせ、心地良い状態になるため役立つこと。
その一つが“音楽”です。
頭での思考を止め、自然な揺れを体感し、リラックス状態に入る。
この時役に立つのが“音”です。
耳から入る刺激には嗅覚と同様、人間の本能を目覚めさせる働きがあります。
勇ましい音楽を聞けば、気持ちも昂ります。
悲しい曲を耳にすれば、何となく悲しい気分になるでしょう。
恐怖感を煽る音楽は、緊張感を高めます。
優しい音を聞くと、自然とリラックス状態になるでしょう。
心と体の緊張を解きほぐすために役立つのは、原始的なパーカッションや生のボーカルなど。
音の効果を効果的に引き出すには、生の声や演奏を聞くのが一番。
そのような機会が無い場合は、音楽ファイルよりも、圧縮されていない録音されたままの音が良いでしょう。
また、自然の音が聞こえる環境の中で、体を揺らすエクササイズを行うのもおすすめです。
嗅覚は、脳から直接伸びている嗅神経を、においを発する物質が刺激するため、ダイレクトに人の思考にも大きな影響を与えます。
これとは別に、聴覚が人に伝えるのは振動です。
つまり“揺れ”
人の体が最も気持ち良いと感じる瞬間は、原始的な楽器を用いた音楽や、生のボーカル、自然から聞こえてくる様々な音などと体が共鳴し揺れている状態。
エネルギーに満ち溢れる音楽と共鳴すれば、とても気持ち良くなり、行動力が高まります。
ゆっくりと深い眠りに着くような音と共鳴すれば、心も体も深いリラックス状態が得られるように体が揺れます。
音楽は、人の心と体を豊かにしてくれるもの。
身近に聞こえる音を一度ゆっくりと感じて、心地良くなるよう工夫してみてはいかがでしょう。
ぜひ、参考にしてみて下さい。