豊かな暮らしを手に入れるには、世の中に何らかの価値を提供出来るようになる必要があります。
そのため大切なのは、“好き・嫌い”、“気持ち良い・気持ち悪い”などの判断能力を上げること。
好き・気持ちの良いと感じる物・サービス・情報などは、価値があることです。
この価値を、自分自身がたくさん感じて、人にも提供出来るようになる。
これが、何事も上手く行くためのコツ。
しかし、膨大な情報が溢れる現代では、この“好き・嫌い”“気持ち良い・悪い”の判断を下すことがとても難しくなってしまいました。。
情報の良し悪しを、人の頭が区別できないのと同じように。
好き・嫌い、快・不快の判断、頭でいくら考えたところでわかるものではありません。
やはり、頭だけではなく、全身の持つ知を使って判断する必要があります。
そのためは、人が本来持っている本能的な感覚を蘇らせることが大切。
最も重要なのが“嗅覚”です。
「鼻が利く」という言葉があるように。
嗅覚が敏感になれば、脳の中の本能に関わる部位が活発になり、直感が冴えるようになります。
全身で物事を判断する力“身体知”が上がり、好き・嫌い、快・不快の本当の感覚がすぐにわかるようになるでしょう。
風邪などで少し鼻が詰まっただけでボーッとなり、仕事などではミスをしやすくなりますよね。
こんなところからも、嗅覚と知性とのつながりがわかります。
では、具体的にはどのようにして嗅覚を鍛えれば良いのでしょうか?
次回以降、少しずつお話しさせていただきます。