健晃堂

言葉の持つ力を活かす一つのコツ

言葉の持つ力や、日頃使う言葉がどれだけ人生に大きな影響を与えているか。

このことについては、様々なセミナーや書籍で語られ、すでに多くの人が学んでいます。

しかし、なかなか適切な言葉を選んだり、言い方をするのは難しいもの。

学べば学ぶほど、実践すればするほど、以前よりさらに人間関係のトラブルが増え、強いストレスを抱え込んでしまう人も少なくないでしょう。

もし、そのような状況に陥ってしまったら。

言葉の力を味方に付け、人生をプラスの方向へ導くために。

積極的に“ため息”をつくのがおすすめです。

ため息をつくと幸せが逃げる、などと言われていますが、そんなことはありません。

人の目が気になるなら一人になれる場所で、ため息は何度でもついた方が良いでしょう。

“言葉の持つ力”と“ため息”に、どのような関係があるのについて説明させていただきます。

言葉の大切さを学んでいるにもかかわらず、その時の気分や状況によって人は、つい“言い方”を間違ってしまうことがあります。

これも自律神経の働きのバランスの乱れが大きな原因の一つです。

目の前の相手や、その時々の状況に応じて最も適切な言葉を使うためには、頭も身体も冴えていることが大切。

ところが、自律神経の働きが乱れると、脳や体の隅々にまで血液が行き渡らず、エネルギーや栄養素が不足します。

すると頭が正常に働かなくなり、浅はかな発言をしてしまった、思ってもいないことがつい口から出てしまった、など言葉の使い方にもエラーが起きやすくなるのです。

しかも、学べば学ぶほど、頭の中の引き出しが多くなればなるほど、引き出すものを間違ってしまいやすくなります。

それが原因で、余計なトラブルが起きてしまうようなことも、多々あるのではないでしょうか?

言葉の持つ力は諸刃の剣。

良い使い方をすればプラスの方向へ導いてくれますが、間違った使い方をすると、自分も他人も深く傷付けてしまいかねません。

ため息は、このような間違いを防ぐためにとても効果的なのです。

ふーっと大きく息を吐き出すことで、呼吸が整い、酸素を体内にたくさん取り入れることが出来ます。

乱れた自律神経の働きのバランスも元に戻り、脳や体へも血液が行き渡るため、頭も冴え、言葉選びや言い方の間違いも防げるでしょう。

ため息は本来、今が幸せではない時、幸せに戻るためにつくものであり、ため息をついたから幸せが逃げるわけではないのです。

“ため息”言葉のもつ力を味方に付け、幸せを呼ぶもの。

何だか最近、思いもよらないトラブルに遭遇することが多いと感じた時などに。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

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