特別な理由もないのに、ずっと不安な気持ちが続く。
何でもないことを恐れてしまう。
はっきりした症状はないのに、言葉では言い表せない身体の不調がある。
調子が悪いのははっきりしているが、それをどう表現すれば良いのかわからない。
そんな時には、まずこの方法を試してみるのがおすすめ。
“仙骨をカイロで温める”
左右の骨盤の骨を、後方の中央でつないでいるのが仙骨。
この仙骨には背骨もつながっていて、上半身を支える人体の中でも、とても重要な部位です。
言葉で表現しがたい心身の不調が続いている状態では、自律神経やホルモンなどのバランスが乱れています。
その乱れが複雑に絡み合い、何が大きな原因で、どこに重要な問題があるのか特定出来ないような状態。
不調を引き起こす原因が、あまりに複雑になりすぎているため、精神的にも身体的にも症状を簡潔に表現出来なくなってしまうのです。
こんな時には、まずは全身を調節する機能の働きを、まとめて高めなければなりません。
ホルモンの乱れは、自律神経の働きのバランスが狂うことに起因しています。
自律神経の乱れは、神経系を包む“脳脊髄液”の流れが悪くなることが、大きな原因の一つ。
脳脊髄液は、頭蓋骨から背骨の中を流れています。
その流れが悪化する原因は、背骨のしなやかな動きが妨げられること。
背骨がしなやかに動くためには、土台となる仙骨がスムーズに動くことが大切。
つまり、仙骨周辺を温めて血液循環を良くすることで、背骨全体の動きがよくなり、様々な不著の解消につながります。
また、背骨の動きが妨げられると、内臓の働きにも大きく影響します。
内蔵にも物理的な負担がかかるようになり、十分に機能しなくなることで、何とも表現し難い不快感が現れるのです。
気持がどうしても安定しない。
原因不明の不調が続く。
いくら休んでも、なかなか疲れが取れずすっきりしない。
そんな時は、まず仙骨を温めてみる。
低温やけどに注意しながら、下着や衣服の上から仙骨周辺に使い捨てカイロを貼ってみて下さい。
これだけで、心も体も何とも言えない不快感から解放されるかも知れません。
ぜひ、参考にしてみて下さい。