ストレス社会を生きるに大切なポイントは一言で言えば、
“いかにリラックスして過ごすか”
人は心身のバランスが安定している時が、最もストレスに強く、何事にも高いパフォーマンスを発揮することが出来ます。
心と体のバランスを調整しているのは自律神経。
自律神経は、車に例えるとアクセルの役割を果たす交感神経と、ブレーキの役割を果たす副交感神経の二種類。
危機回避の理由から、人は一瞬で緊張し思考や行動の加速は出来るが、リラックスモードには、簡単には入れないようになっています。
なので、本当はリラックスこそ練習が必要なのです。
・モチベーションを上げる。
・プラス思考になる。
・すぐに行動出来る自分になる。
などについては、様々な方法が語られています。
これらは、リラックスを得ることに比べれば、はるかに簡単。
しかし、これを身に付けただけでは、アクセルを踏むとすぐに加速するがブレーキの効きが悪い車を運転しているのと同じこと。
すぐに事故に遭い、動けなくなってしまうでしょう。
これが、ストレスで潰れてしまった状態。
ブレーキの効きが悪い車など、安心して運転出来るはずがありませんよね。
では、ブレーキの効きが良い心と体を手に入れるには、どうすれば良いのでしょうか?
大切な要素の一つが“姿勢”です。
スマホなどの見過ぎで猫背になる、いつも上半身の筋肉に力が入ってしまいます。
体に力が入ったままでは、人は心身ともに休まることはありません。
背筋と頭の位置が真っ直ぐになったピンとした姿勢で、いつもオンモードで過ごしているように見える人の方が、実は無駄な緊張が抜けて、いつもリラックスしています。
ダラっとした姿勢の人の方が、心も体も緊張が無駄に強くなってしまいがち。
もし、ふっと猫背になっていると気が付いたら。
頭の後ろで手を組み、両肘を後ろに反らして、背中を伸ばしてみましょう。
気が付くたびに、一日に何度でも行いましょう。
この積み重ねが、ストレスい強い心と体をつくることに繋がります。
ぜひ、参考にしてみて下さい。