いつも頭の中が整理されている人。
すぐに思考が散らばり、悩みだらけになってしまう人。
両者には様々な習慣の違いがあります。
頭の中の整理上手な人の多くが持っている習慣の一つが、
“文字を書くこと”
手帳やノートを活用したり、日記を付ける習慣を大切にしています。
それだったら、
予定の管理は、グーグルカレンダーで十分。
スマホアプリで日記を付けたり、メモを残している。
と思った人は要注意!!
思考を整理するためポイントは、予定をきちんと把握することだけではありません。
大切な事柄を忘れないように、メモとして残すだけでも不十分です。
重要なのは“文字を書くこと”
鉛筆でもボールペンでも何でも良いでしょう。
手を動かして文字を書く。
すると書いた文字には、必ずその時の頭の中の状態が表れます。
思考ばかりが先走り過ぎている時には、文章も先走り過ぎたようになり、誤字脱字が多くなる。
文字も荒くなり、漢字が正確に書けなくなる。
などのような兆候が顕著に表れるもの。
毎日のように文字を書く習慣があると、このような思考の散乱状態にすぐに気が付きます。
人の思考と行動は、お互いに影響を及ぼし合います。
中でも文字を書く手は、体の中では小さくても、脳内では大きな領域と関係しています。
手を動かして文字を書く。
書道家のような美しい文字を書く必要はありません。
落ち着いて丁寧にわかりやすく文字を書くだけで、脳内の大きな領域が刺激され、思考も自然と整理されて来るのです。
デジタル時代になって忘れられがちなこの習慣。
実は、思考の整理に大きな役割を果たしている、人が人らしく生きるために大切な習慣なのです。
もし、絵を描くのが得意なら、毎日のように何かを描いてみても良いでしょう。
重要なのは、手を動かして文字や絵で何かを表現すること。
そこに表れた現在の自分に気付き、常に最も心地良い状態に修正し続けること。
毎日短い日記を付けたり、アナログ式の手帳を活用するなど。
文字を書く習慣は何でもかまいません。
もし、いつも思考が散らばって、頭の中がスッキリすることが無い。
悩みは増えるばかりで、何も解決しない。
そんな状態が続いていたとしたら。
日頃から文字を書く習慣を持っているかどうか、見直してみてはいかがでしょう。
ゆっくりと落ち着いて、手を動かして文字を書くだけで、驚くほど頭の中がきれいに整理されるのが感じられると思います。
ぜひ、参考にしてみて下さい。