健晃堂

悩みに向き合えない時に取るべき行動

誰しも普通に生活しているだけで、様々な悩みに遭遇します。

悩みは思考をマイナスの方向へ導くもの。

それを防ぐためには、悩みの原因をしっかりと検証することが大切。

中途半端にしないで、考えて考えて考え抜く。

悩みを放置せずに立ち向かった先にしか、明るい道は開けては来ません。

どんな小さな悩みでも、放置すれば雪だるま式に膨れ上がってしまいがち。

時間が経てば経つほど悩みは深く大きくなり、解決するのはどんどん難しくなってしまうでしょう。

毎日を心地良く安定した気持ちで過ごすためには、できるだけ悩みの種は小さなうちに摘み取っておくことが大切です。

目の前の小さな悩みから目を背けずに、常に検証し続ける習慣を持つことをおすすめします。

しかし、

そんなことは、言われなくたって誰だってわかっている。

小さな悩みはさっさと解決してしまいたいのだが、それが出来ないからいつも深みに嵌ってしまう。

そんな声が聞こえて来そうですね。

ならば、こうするのがおすすめです。

悩みに正面から向き合いたくても向き合えない。

向き合ったところで、上手く検証が出来ない。

思考がフリーズして、何も良い考えが浮かばない。

そのような時に取るべき行動は、

“空を見上げること”

余計なことは何も考えずに、シンプルに空をゆっくりと見上げてみましょう。

空を見上げながら悩みに向き合うのではありません。

ただボーッと空を眺めるだけです。

悩みの解決と、空を見上げることと何の関係があるの?

などと思われるかも知れませんが、実は空を見上げることには、人の思考をリセットする働きがあるのです。

人は外部からの情報の多くを、目で受け取ります。

目は脳の出先機関と言われるように、目を使い過ぎるとそれだけ脳の疲労も大きくなります。

気が付いたらスマホやパソコンのモニターなど、近くばかりを見ていませんか?

人の目は本来、近くを見るのに適した構造にはなっていません。

遠くに焦点が合っている時が、最も無駄な緊張が抜けてリラックスするようになっています。

ところが近くばかりを見ていると、いつも目は緊張を強いられます。

その緊張は、そのまま脳の緊張となってしまうのです。

脳がいつも疲労したままでは、良い思考など出来るはずがありません。

なので、小さな悩みが、いつの間にか大きく膨れ上がってしまうのです。

こんな状態でマインド論を振りかざし、さらに思考力を振り絞って悩みに向き合うのは、大抵のケースで逆効果。

余計に疲労が強くなり、悩みが大きくなるだけです。

だから一旦、思考力を取り戻すために脳をリセットすることが大切。

空を見上げると目の焦点が遠くに合い、それだけでリラックス効果があります。

目がリラックスすると、脳の緊張がやわらいでくるのがすぐに実感出来るでしょう。

何も考えずに、ただボーッと空を見上げてみて下さい。

空を眺める時間は、とにかく頭がスッキリして来るまで。

現代のようにスマホも無く、外に出ても高層ビルも無い時代には、目の焦点は自然と遠くに合うようになっていました。

人は本来、自然界ではこうして柔軟な思考を保っていたようです。

悩みからいつまで経っても解放されない。

小さな悩み一つになかなか向き合えない。

それは、メンタルに問題があるからではありません。

ただ単に、目が緊張し脳が疲労しているだけの可能性が高いのです。

ならば、シンプルに自然界での本来の人の習慣を取り戻してみてはいかがでしょう。

毎日、空を見上げる習慣を持つだけで、驚くほど心が軽くなるのが実感出来ると思います。

誰にでも簡単に出来る方法です。

ぜひ、参考にしていただけると幸いです。

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