目で呼吸なんて出来るわけがない。
もちろん、その通りです。
これは、あくまでイメージ。
息を吸い込む時には、目に空気が集まり眼球が膨らむように想像する。
息を吐く時は、眼球から空気が抜けて、しぼんでいく。
そんなイメージを頭に浮かべてみて下さい。
実はこの方法、休み明けなどで重だるくなった心と身体をシャキッとさせるために高い効果があります。
呼吸に合わせて、眼球が伸び縮みするところをイメージするだけで、目の奥の筋肉の緊張が和らぎます。
目の奥は、後頭部と首をつなぐ筋肉と繋がっています。
この筋肉は、全身の姿勢に深く関係する場所。
緊張すれば、背中から腰へと全身に影響を及ぼします。
目の奥がほぐれ後頭部の緊張がやわらぐと、自然と頭が持ち上がり目線が高くなるため、姿勢が伸び気持ちもシャキッとします。
連休は楽しかったのに、週明けはどうしても気分が沈む。
心身ともに重だるさが抜けない。
そう感じた時に“目の呼吸”をぜひ活用してみて下さい。