肌荒れ、冷え性、肩こり、気分の落ち込み、イライラ、無気力。
心と体の不調に関係しているのが血流不足。
改善には、まずは体内を流れる血液の量を増やすことが第一。
「血」は体内を流れる「気」と、外から取り入れた栄養素が合わさることで造られます。
では、血液を増やすために、どんな食材を取り入れると良いのでしょうか。
ポイントは“旬”“地元産”“まるごと”
この3つです。
特に意識すべきは“旬の野菜”
現代では農業技術と流通網の発達のおかげで、一年中、様々な野菜が食べられるようになりました。
しかし、自然な現象として野菜には旬があります。
一年中見かける野菜でも、旬とそうでないものでは、全く別物と言えるほど栄養価は異なるもの。
例えば、冬のほうれん草には、夏のものの4倍以上の栄養が含まれているそうです。
やはり、野菜は本来あるべき時期を意識して食べるのが、血液を増やすには効果的。
価格も安く美味しく食べられ、血液の材料となる栄養素もたくさん吸収できるでしょう。
また、出来ることなら“地元産”がおすすめ。
昔からの健康法の一つに「一里四方の旬の食材」があります。
これは住んで居る場所の周囲一里(4㎞)以内で採れる野菜が、最も強い身体を造るという言い伝え。
都会ではなかなか地元産の食材を探すのは難しいかも知れませんが、日頃からアンテナを張っておくと、意外と簡単に見つかるケースもよくあるものです。
そして、栄養が偏らないためには、一つの食材を“丸ごと”食べる。
この3つを日頃の食生活に、意識して取り入れてみるのがおすすめ。
ぜひ、参考にしてみて下さい。