健晃堂

心も体も元気が無いと感じたら

・肌がカサカサになる。

・疲れやすい。

・すぐに風邪をひく。

・肩こりや冷え性がひどい。

・イライラしやすい。

などの様々な悩みや不調。

これらを解消するために大切な要素の一つが“血流”です。

では、血の流れをよくするためにマッサージを受けたり、お風呂で体を温めると良いのかと言えば。。。

残念ながら、それだけでは心身の悩みや不調の解決には至らないケースがほとんど。

なぜなら、いくら血流を良くしようとしたところで、血液の量が不足していれば血流不足は解消できません。

ならば血液の量を増やそうと、肉類などを積極的に食生活に取り入れたとしても。

ある問題をクリアしなければ、やはり血液の量は増えないでしょう。

その問題とは“血液を造る力が低下していること”

体の血液を造る能力。

この力が低下してしまえば、いくら食生活に気を付けても、血流を良くするエクササイズを行ったり施術を受けたとしても。。。

そもそも血液の量が足りていないのだから、根本的な解決にはなりません。

では、血液を造る力を上げるためには、どうすれば良いのでしょうか。

それは、

“空腹の時間を持つこと”

人の体は、食べたもので造られています。

当然、血液も同じ。

ならば、血液をたくさん造るためには、しっかり食べた方が良い気がしますが、実はそうではないのです。

現代人の多くは、食べる量が少な過ぎて血液を造れないのではありません。

食べ過ぎが原因で胃腸に負担を掛け、消化吸収能力を低下させてしまい、その結果、血液が造れなくなっているケースがほとんどです。

お腹が減ると、胃腸がグーッと鳴りますよね。

これは空腹になると、胃や腸が強く収縮し食べ物のカスや古い粘膜を剥ぎ取り、中をきれいに掃除しているため。

つまりこの音は、「今は掃除中だから食べ物を入れないで」という胃腸からのメッセージ。

食後、約90分経つと胃は空になります。

それから胃腸は強く収縮して、中の掃除を始めます。

この掃除は約90分ごとに行われ、次の食事で栄養素を体内に取り入れる準備が整うわけです。

ところが、空腹時間が短いと胃腸はきちんと掃除をすることが出来ません。

食べ物のカスは残り、腸の壁は汚れ、胃腸の働きはどんどん低下してしまいます。

いつの間にか胃腸は弱り、消化吸収力は低下し、血液の材料となる栄養素が体内に不足することになってしまいます。

そして、人の心と体にエネルギーを運ぶ血液の量が不足してしまうため、どんな健康法を行っても、あまり効果が感じられなくなってしまうというわけです。

ここで気を付けなければならないのは、“本当の空腹”と“空腹感”は全く異なるということ。

胃腸の中が空っぽになっているのが本当の空腹。

これに対し、胃の中に食べたものが残っているのに、何か食べたくなるのが空腹感。

いつも食べ物が身近にある現代の環境では、本当の空腹になる時間は意外なほど少ないのです。

どうも最近、何をやるにも元気が出ない。

肌や体に様々なトラブルが発生する。

精神的にいつも不安定で落ち着かない。

そう感じたら、一度、食生活を詳細にチェックしてみることをおすすめします。

空腹時間を確保し、胃腸の本来の働きを取り戻すことで、心も体も驚くほど元気を取り戻すといったケースは、決して少なくありません。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

16-12-07

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