それは“思い出の写真”です。
写真でなくても、置物、香り、音楽など、何でもかまいません。
「良い思い出」をモチベーションを上げるために活用するのは、実に効果的。
人の大脳には3つの特徴があるとされています。
「時空を超える」「人称判断が出来ない」「現実・非現実の区別がつかない」
この中で時空を超えるという特徴を、良い方向へと効果的に働かせるのが、思い出詰まった写真や置物などです。
希望に満ちて頑張っていた頃の写真。
楽しい思い出がいっぱい詰まった飾り物、など。
見たり触れたりしただけで良い思い出が蘇る物を身近に置いておくと、脳が現在もその状況に居ると勘違いをし始めます。
すると、自律神経の働きが高まります。
人を活動的にさせる交感神経の働きが上がる一方で、リラックス効果のある副交感神経の働きも同時に高まります。
なので、モチベーションが上がる一方で心の余裕も失わないため、焦りや不安を感じることもありません。
その物に触れると、一瞬でやる気に満ちていた頃の自分に戻れるような、うれしく懐かしい思い出が詰まっている。
そんな写真や物、誰にでも探せばきっとあるでしょう。
身近にそういう物を置いておき、思い出の持つパワーを効果的に借りる。
メンタルが強い、と言われる人の多くが実行している方法の一つです。
シンプルな方法ですが、その効果はやはり確かなもの。
時々、思い出の持つパワーに意識を向けてみてはいかがでしょう。
モチベーションを上げ、自律神経のバランスが整ったメンタルを維持するために、とても大事なことだと思います。