何事においても「間が悪くなる」原因の一つに、筋肉の緊張があります。
ならばシンプルに身体の緊張をほぐすことが、良い間を保つためのコツの一つ。
マッサージ、ストレッチ、入浴で温めるなど何でもかまいません。
こわばった身体を和らげてあげるだけで、時間の流れがゆっくりになり、周りの空間が居心地が良くなるのが感じられるでしょう。
緊張をほぐすにもポイントがあります。
それは“首”
首には頸動脈という太い血管が通っているので、蒸しタオルなどで温めると一気に血流が良くなります。
すると効率良く緊張がほぐれ、呼吸も深くゆっくりになり、心身ともに心地良いリラックスが得られます。
人と会っても、どうも会話が噛み合わない。
何をやっても、タイミングが悪い。
理由もなくイライラする。
そんな時のために使い捨てカイロを用意しておき、間の悪さを感じたら首に当ててみるのがおすすめ。
心も体もほど良くゆるみ、悪い間から抜け出せるのが感じられるでしょう。
また、頭と胴体とをつなぐ首だけでなく、“手首”や“足首”など首と名の付く場所は全て良い間を保つために重要なポイント。
寒くなると特に、手首や足首から体が冷やされ緊張が増し、何も問題が無かったのに突然、間が悪くなり調子が狂い出す、といったケースが少なくありません。
身体は精神と直結しています。
人の精神状態は周囲の空間や時間などの「間」に影響を与えます。
「良い間」の中で過ごすためには、まずは自分の身体を心地良い状態にしておくことが大切。
そのためには、首と名の付く身体の部位が大きなポイントとなります。
日に日に寒さが厳しくなるこれからの季節。
ぜひ意識してみることをおすすめします。