やる気はあるのに、なぜか身体を動かすのが面倒に感じる。
そんな状態を解消するには、「腹」の身体感覚を取り戻すことが大切。
方法は、「頭」や「胸」でお伝えしたワークとほぼ同じ。
「腹」の前後・左右に手を当てて、手と手を結ぶ線の中間点がどこかを探ります。
最初に左右から行い次に前後から、腹の中間に心地良く広がる空間をあるのをイメージしてみましょう。
触れる場所は、左右は骨盤の両脇あたり、前後はおへそのやや下辺りです。
身の詰まった肉の塊のようなものでは無く、腹の中にある風通りの良い空間を意識するのがポイント。
この感覚をつかむと、身体を動かすのが楽になり、物事が一気にはかどるようになります。
「頭」や「胸」の場合は座っていた方がやりやすいのですが、「腹」の場合は立った方が、左右・前後に手を当てやすく、感覚をつかみやすいかも知れません。
決まったやり方は無いので、あまり複雑に考えず、やりやすいようにやってみましょう。
コツがわかれば、すぐに忘れていた心地良い感覚を取り戻せるようになります。
「頭」「胸」「腹」の失われた身体感覚の取り戻し方について、お伝えさせていただきました。
これらのどこかの感覚が失われた状態が、“部分的に自分を見失ってしまった状態”
思考は頭、心は胸、身体は腹にそれぞれ深く関係しています。
この3つの身体感覚が全て揃うと、外部からのストレスによって精神的にも身体的にもブレることが無い自分の軸が出来上がります。
誰にでも出来る方法なので、ぜひ活用してみて下さい。