健晃堂

自分を見失うとは?

自分を見失う、と言ってもその状態は様々。

例えば、次のようなケース。

1、仕事や様々な活動で、きちんと行動はしているが、頭で考える余裕が無い。

2、頭では納得しているはずなのに、なぜ気持ちがもやもやしてスッキリしない。

3、気持ちは前向きでやる気はあるが、なかなか行動が起こせない。

こんな状態、誰にでも見覚えがあると思います。

これは、完全に自分を見失っているのではなく、自分自身の一部を部分的に見失っていると表現できます。

身体を「頭」「胸」「腹」と分けるとします。

1は、頭を見失っている状態。

2は、胸を見失っている状態。

3は、腹をに失っている状態。

そのようにイメージ出来ます。

ならば、ブレない自分をつくるために大切なのは、見失っている一部の感覚を取り戻すこと。

それぞれの部分の感覚を取り戻す方法について、順にお伝えさせていただきます。

まず、行動は出来るのに考える余裕が無い「頭」を見失っている状態について。

こんな時に、見失っている「頭」の感覚を取り戻すには、次の方法が効果的。

・頭の両側面に軽く手を置きます。

・両手を結ぶ線の中間点がどこか、探るようにイメージしてみましょう。

・そして、そこには何も無い空間が広がっている様子を思い浮かべて下さい。

・次に、手を頭の前後に軽く置き、同じようにイメージします。

・両側面に手を置いたり、前後に置いたりと、何度か繰り返します。

この方法を行い、頭の中に広がる空間の中心がイメージできるようになると、頭の中心の感覚がクリアになって来ます。

頭の中心には果物の種のように身の詰まった何かがあるのではなく、風通りの良い空間がある様子を思い浮かべるのがコツ。

心配事などが無くなり、頭が軽くなって、スッキリした感覚が得られるでしょう。

そして、この空間のイメージを保ったまま行動すると、身体を動かしながらでも思考を失うことは無くなります。

考えと行動が一致して、心地良い状態で、仕事様々な活動に取り組めるようになります。

長時間のパソコン作業やネット検索で、頭が疲れて考える力を失ってしまった。

考えても仕方が無い思考が頭の中を占領し、他のことに意識が向かなくなってしまった。

そんな時に、この方法で頭の中心に広がる空間をイメージしてみて下さい。

不要な情報や思考が消えて、スッキリとした状態で過ごすことが出来るでしょう。

頭を使いたいのに上手く思考が整理できない。

このような様々な場面で応用できる方法です。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

16-10-28

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です