健晃堂

わからないことからは逃げない

わからないこと、今の自分には解決できない問題などに出会った時。

たとえ、そこから逃げたとしても、またいつか形を変えて同じ問題が出て来ます。

理解出来ない事。

解決出来そうもない問題。

それらは出会ってしまった以上、自分には関係の無いことではありません。

自分なりに解決しなければ、人生がそれ以上先に進めなくなります。

それらは、経験と失敗を繰り返すことでわかることもあります。

誰かが解決策を教えてくれることもあるでしょう。

しかし、大切なことのほとんどは、自分が真剣に向き合って初めてわかるようになるもの。

わからない事柄がわかるようになったり、問題を解決出来た時に、さらに進化した自分に生まれ変わることが出来ます。

このパターンを身に付けるため、参考にするのに良い人達が居ます。

画家、音楽家、作家などの芸術家です。

常にわからないことに出会い、それをその都度解き、作品に表す。

表現したことにより、また新しいわからない事柄に出会い、同じようにそれを解き作品に表す。

芸術家は、その流れの中に居てこそ芸術を生み出せるもの。

わからない事柄に出会うが面倒になってやめてしまうと、その途端にすべての作品から輝きが失われてしまいます。

職業や住む世界が違っても、これは誰にでも同じことが言えるもの。

いつも若々しく、年齢に関係なく輝きを放ち続ける人は、常にわからないことに出会い苦しみ続けている人。

そんな人は、どんなに辛くて苦しくても、生まれ変わり続けているのだから、新鮮で美しく見えます。

反対に、わからないことから目を背け自分の世界に閉じこもってしまうと、その途端に人は輝きを失ってしまいます。

年齢が若くても、勇気も気力もなくなり、あるのは過去の繰り返しのマンネリの毎日だけ。

生きている限りいくつになっても、わからない事柄や大きな問題に出会うのは、誰も避けられないでしょう。

創造性を発揮し、新しい自分を保ち続けるために、わからない事柄には常に正面から向き合って居たいものです。

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