活発な意見の応酬が苦手。
一度口にしたことを訂正するのを躊躇う。
自分の考えに曖昧さや弱みがあると、それらを積極的に口にしない。
これらは、多くの日本人が持つ特徴です。
和を大切にする日本人の良い面でもありますが、創造性が必要な場面では、これらの特徴はマイナスに働くもの。
頭を柔らかくし、新しい仕事を創り出すためには、時にはこの長所とされている特徴を捨て、逆の行動を取る必要があります。
様々な人と、活発に意見をぶつけ合う。
今までに口にして来たことなどは、どんどん撤回して、また新たな決意などを述べてみる。
思い付いたことは、正しいかどうかなど考えず、何でもすぐに口に出してみる。
こうした行動を繰り返すことで創造性が磨かれ、慣習に囚われない自分らしい自由な生き方が出来るようになって来ます。
だからと言って。。。
思ったことを口に出して活発に意見をぶつけ合いましょう。
などの場に無理して参加したところで、やはり本音を曝け出せない人が少なくないのも日本人の特徴。
誰とでもどんな環境でも、活発な意見の応酬が出来る人は、もちろんそれでかまいません。
積極的に自分の考えと人の意見をぶつけ合わせることで、新鮮な考えが生まれて来るでしょう。
そんな場を苦手と感じるなら、リラックスして何の損得も考えずに、率直に自分の意見が言える人と話すだけでも創造性は磨かれます。
無理をし過ぎると、意見のぶつけ合いがさらに嫌いになり、ますます自分の世界だけしか見えなくなるという悪循環に嵌ってしまうでしょう。
柔らかい頭で創造性を発揮するためには。
自分にとって意見をぶつけ合える相手は誰なのか?
日頃から、その相手をよく知り、意識して時間を共有することが大切。
世の中がどのように変化しようと、忌憚なく言い合うところからしか、新しい思考や発見は生まれません。
考えをぶつけ合って、新しい知を得ることこそ、人にとって最高に面白い遊び。
それが出来る相手や場を大切にしておきたいですね。