健晃堂

心が散らかる最大の原因

何もせずにじっとして、揺れる心が澄み切った状態になるような時間を持つ。

朝、行動を始める前にこれを行うと、一日を冷静に過ごすことが出来ます。

夜に行えば、一日分の心の掃除になり、安定が保たれるでしょう。

効果はすぐに感じられます。

一週間も続けていると、悩みや迷いの大半は消失し、少々のことでは動揺しなくなった自分に気が付くと思います。

また、洞察力が鋭くなり、物事に対する理解力の高まりも感じられるでしょう。

ただし、

この何もせずにじっとして心の揺れを鎮めるという方法。

誰でも簡単に出来そうで、やってみると実に難しいもの。

試しにタイマーをセットして5分ほど、心が澄み切った状態になるようにしてみて下さい。

おそらく、その5分はとんでもなく長い時間に感じられると思います。

様々なことが気になり、たった5分が継続出来ないかも知れません。

なぜ、それほど難しく感じるのでしょう?

一番の原因となるのは“だらしない習慣”

流されるように惰性の日々を送っていると、頭の中が散らかる一方で、心の揺れも大きくなるだけ。

なので、なかなか心の中が片付かず、揺れも鎮まりません。

一方で、どんなに忙しい毎日を送っていたとしても、自分をしっかりコントロール出来ていれば、すぐに心が澄み切った状態になれるものです。

日々を忙しく、一生懸命に活動しているつもりだったとしても。

その毎日の習慣は、心の安定につながるものでしょうか?

一生懸命に生きるとは、表現を変えれば、いつも心をきれいに片付けておくということ。

日々の暮らしを迷いや不安が少ないものにするため。

わずかでも、何もせずにじっとして心を澄み切った状態にする時間を持ってみては。

毎日続けていると、その時々の心の状態や、今は何をすべきかが把握できるようになり、迷いも少なくなるでしょう。

16-09-18

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