小さな成功や幸せを一つ一つ積み重ねていくことが、大きな夢にたどり着くただ一つの道。
この類の言葉も、よく耳にしますよね。
わかっているけど、それがなかなか出来ないもの。
なぜ多くの人は出来ないのかといえば、このような言葉はあまりにも漠然とし過ぎているからではないでしょうか?
具体的に何をすれば良いのか、わからない。
そこがわかれば、あとは行動して積み重ねて行けるのだが。。。
小さな成功や幸せってそもそも何なのでしょうか?
それは一言で表せば「悩みの消失」と言えるでしょう。
人は生きている限り、大なり小なり悩みが出て来ます。
その悩みがすっかり消失した時の爽快感!!
問題が解決した時の湧き出て来る自信!!
これらを確実に積み重ねていけば、自然と目の前の道は開けて来るでしょう。
しかし、簡単に悩みを消し去ってしまう人が居る一方で、いつまでも同じ悩みを抱え、引きずりながら過ごしている人も居ます。
両者を観察してみると、なかなか悩みが消失しない人は、悩んでいることとは別の行動をしながら悩み続けている傾向があるようです。
一方、さっさと悩みを消しさってしまう人は、悩みの解決策を考えることに集中します。
真剣に考えることで一つの悩みが消失すると、一つの幸せが手に入る。
それがわかっているから、一つの悩みに全力で向き合うことが出来るのです。
「悩んでたって仕方がない」だとか、「明日は明日の風が吹く」などといって、悩みを放棄するようなことは決してしません。
こんなセリフをよく口にしていたら要注意!!
その言葉が悩みをいつまでも中途半端に引きずる原因になっています。
あなたを大きな夢から遠ざけていると言っても過言ではないでしょう。
「悩む」というのは自分の中に不平不満が溜まっているネガティブな状態。
「考える」というのは、しっかり解決策を見出そうとするポジティブな行為。
つまり「考える」とは、「悩み」というネガティブなものがポジティブなものへと変化させる行動。
その行動の一つ一つの積み重ねこそが、大きな高みへと連れて行ってくれるただ一つの道。
悩みを解決するための視野を広げるため、思考回路を休ませるために、何か別の行動を取るのはかまわないでしょう。
ですが、悩みを忘れようとしたり逃げるような行為は、あなたに何の幸せも成功も、もたらしてはくれません。
時々、悩みを紙に書き出し、真剣に向き合う時間を持ってみてはいかがでしょう。
夢に確実に近付き、未来をコントロール出来る力が身に付くと思います。