意志を強くしたい。
自分に自信を持ちたい。
いつも穏やかな心で居たい。
そんな思いは、血流によって叶えられるもの。
やる気に関係するホルモン、ノルアドレナリン。
向上心を高めてワクワク感をもたらすホルモン、ドーパミン。
心を安定させ幸せを感じるホルモン、セロトニン。
これらのホルモンが不足しないように、バランスを保つことが大切。
それには、ホルモンを造るための鉄が必要不可欠。
鉄は、血液を造り、増やし、流れを良くすることで全身の隅々まで運ばれます。
血流を良くするために必要な要素を順番に挙げると、
まずは、血液の材料となる物質を効率良く取り入れるため、胃腸の働きを整える。
次に、質の良い睡眠をしっかりと取り、血液を増やす。
そして、全身に効率良く血液を流す。
この順序がとても重要です。
では、血液を全身に流すために大切なことを挙げていきます。
1つ目は、とにかく“歩くこと”
現代人は、どうしても座っている時間が長く、あまり歩かなくなる傾向があります。
夏の暑い季節には特に、歩く機会が減ってしまうもの。
あまり歩かないと何が起こるのでしょう。
重力の影響で、下半身に血液が溜まってしまいます。
重力に逆らって血液を心臓に戻すためには、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用が欠かせません。
ふくらはぎに注目してよく見て下さい。
歩くのに合わせて、かなり大きく筋肉が伸びたり縮んだりするのがわかると思います。
この動きが下半身の血液を上に押し上げ、全身に血液を廻らせるための大きな力になっているのです。
じっとしていると、気分が落ち込みうつ状態になりがちでも、少し散歩に出て見ると何だか気分が落ち着いて来た。
そんな経験ありませんか?
それは、歩くこと全身の血流が良くなり、心も体も本来の自然な状態に戻ったため。
夏になると冷えが強くなる、孤独や不安を感じやすくなる原因の一つも、あまり歩かなくなることが挙げられます。
日中の暑い時間は避け、まだ涼しい午前中や、日が沈み暑さが和らいでから、歩くために積極的に外に出てみませんか。
よく歩くことで、全身の血流も良くなり、3つのホルモンのバランスも保たれ、良好な精神状態で過ごすことが出来ると思います。
ぜひ、参考にしてみて下さい。