心と体の不調や悩みは、血流不足が原因。
まずは、土台となる血液を造ることが出来る体にならなければなりません。
そのためには、胃腸の働きを良くすること。
本来の位置に胃腸を戻すことが大切です。
血液を造る力が回復したら、次は血液を増やすことを意識しましょう。
それは、やはり食事になります。
血が足りない時に何を食べるかはとても重要。
原料になる成分がしっかり含まれていないと、効果的に血流を増やせません。
血液を造るためには、やはり肉や魚をしっかり食べること。
その中でも、特におすすめの食材は“鶏肉”です。
肉類を食べなくても血液の材料は不足しないという説もあります。
人の体質は一人一人大きく異なるので、もちろんその説が正しい人も存在するでしょう。
しかし、多くの人にとっては、肉類抜きで血液の材料を補うのは、なかなか難しいのが現実です。
血液を造るために欠かせない成分の一つがタンパク質。
もう一つが“鉄”
この鉄ですが、野菜から得られる鉄と、肉類から得られる鉄は、全く異なる物なのです。
お肉の中に含まれるのは、ヘム鉄。
野菜から得られるのは、非ヘム鉄。
ヘム鉄と非ヘム鉄の大きな違いは、体内への吸収率。
同じ量の鉄分を摂取したとしても、肉類から得られるヘム鉄は、野菜から得られる非ヘム鉄の、約5倍も効率良く体内に吸収されるのです。
鶏肉には、このヘム鉄が多く含まれています。
そして、お肉はタンパク質の塊。
血液を造るために重要な成分を、効率良く同時に摂ることが出来ます。
鶏肉と言っても、様々な種類や食べ方がありますが、特別こだわらなくても良いでしょう。
強いていうなら、骨の部分が血液を造る力が高いので、手羽先や手羽元を使うのがおすすめです。
食べ物で体の調子を整えると聞くと、難しいイメージがあるかも知れません。
確かに奥が深く、一人一人に合った血液を増やす食事メニューを考えるとなると、少々ハードルが高い話になります。
あまり難しく考えず、居酒屋では焼き鳥を注文したり、気軽に鶏肉を食生活の中に積極的に取り入れるのが、血液を増やすコツ。
ぜひ、参考にしてみて下さい。