身体や精神が不調になる大きな原因の一つが、血流不足。
胃腸の働きが低下し血液が造れなくなると、全身にエネルギーを運ぶ血流が不足するため、心の疲れや、様々な体の痛みなどが発生します。
心身の不調を感じたら、血流不足を改善するため、胃腸の働きを高めることが大切。
そのために意識すべきポイントの一つが食生活。
もう一つ大切なのが、胃腸を本来の正しい位置に戻すことです。
今回は、胃腸の働きを正常化するために簡単にできる方法を紹介します。
・背筋を伸ばし、真っ直ぐに立ちます。
・お腹を膨らませて息を吸いましょう。この時、お尻の穴をキュッと締めます。
・お腹を凹ませながら、息を吐きます。背中とお腹がくっつくようなイメージで、お腹全体を凹ませましょう。
・お尻の穴を締めたままで、息は止めず自然な呼吸をしながら、お腹を凹ませた状態を約30秒キープします。
・この動きを1セットとして3回ほど行いましょう。
早食いや大食いの習慣が続くと、胃が重くなり下に下がっていきます。
すると、消化吸収能力が低下するだけでなく、胃腸も動きにくくなるため、中の掃除も出来ません。
いつもゴミが胃腸の中に溜まっているような状態になります。
まさに、血液が造れなくなり足りなくなる状態。
本来の正しい位置に胃腸を戻すためには、胃腸を囲む筋肉を鍛えることが大切。
このお腹を引っ込めるトレーニングは、効果的に筋肉を鍛え、胃腸を本来の正しい位置に戻してくれます。
胃腸の働きの変化を実感しやすいトレーニングなので、ぜひ続けてみることをおすすめします。
血液を造る能力が回復しても、すぐには血流は増えないので、痛みや不調がすぐに解消する訳ではありません。
しかし、胃腸の働きの変化は、何となく頭が冴える、体が軽い感じがする、など様々な形で体感できるものです。
血流を回復し、心身の健康バランスを保つために、ぜひ参考にしてみて下さい。