冷え性や肩こり、目の疲れ、気分の落ち込み、無気力などは、血流不足が大きな原因の一つ。
現代人の多くは、血液を十分に造ることが出来ないために、様々な不調を抱えています。
血液をしっかり造るためには、胃腸の本来の働きを取り戻すことが大切。
そのために必要になるのが、空腹の時間。
胃腸を休ませきれいに掃除するためには、一定の時間、空っぽにする必要があります。
ただし、それなら今すぐに断食を始めようと、いきなり行動するのはおすすめできません。
人は一人一人、体質も違えば生活習慣も異なります。
断食は慣れないうちはやはり、専門家の指導の下で行うべき。
では、自分ではどんなポイントに気を付けると良いのでしょうか。
おすすめなのが、
“夕食を控えめにすること”
小腹がすいた、と感じるくらいで眠ることです。
胃腸に食べ物が残ったまま眠りに着いてしまうと、睡眠中は消化吸収が進みません。
空腹にならないため、本来なら寝ている間に行われる胃腸の掃除が行われないのです。
イライラしたり、気分が落ち込みがちな時。
体に痛みやだるさを感じる時。
こんな時に多くの人は、精力を付けようとつい夕食を食べ過ぎてしまいます。
それが、心と体の健康バランスを狂わせる大きな原因の一つ。
寝ている間も胃腸は休むことが出来ず、本来の働きを失い、血液の材料となる栄養素を上手く吸収出来なくなり、血流不足に陥ってしまいます。
すると強いストレスを感じ、さらに胃腸が休む間もないほど食べる量が増えてしまい、ますます心身ともに不安定になってしまう。
こんな悪循環に陥ってしまいます。
負のループから抜け出すために、まずは夕食を控えめにしてみることをおすすめします。
朝起きた時にお腹が減ったと感じるかどうか。
これを目安に、毎日の夕食の量を調節すると良いでしょう。
しばらくこの習慣を続けると、それだけで様々な症状が解消するケースは多々あるものです。
食事の量を減らすのは、最初は辛く感じられるかも知れません。
でも、心も体も調子が上向いて来ると、不思議なほど全く苦にならなくなるものです。
ぜひ、参考にしてみて下さい。