7月に入り蒸し暑い日が続いています。
このような暑さの中では、エネルギーが上半身に上昇したままになります。
下半身にはなかなかエネルギーが流れず、冷えや重だるさを感じてしまう。
反対に、上半身は熱っぽくなり頭がボーッとしてしまう、頭熱足寒の状態。
これがいわゆるのぼせですね。
のぼせの解消には、上昇したエネルギーを下の方へ流すことが大切。
効果的なのが、足にある束骨(そっこつ)のツボ刺激。
束骨のツボは足の小趾の外側にあります。
出っ張った骨の後ろに、やや窪んだ所があるのがわかりますか?
その窪みの位置にツボを取ります。
このツボへの刺激は、親指でしっかり3~5秒ほど押さえて下さい。
押さえては離すと、ツボ刺激を10回くらい繰り返すと、上半身に閉じ込められたエネルギーが下方へ誘導されます。
このツボ刺激により、全身のエネルギー循環が良くなると、のぼせが解消されるのが感じられます。
また、束骨のツボは他にも様々な症状の軽減に使われます。
夏のストレスが原因で感じやすいのが、のぼせの他には、不眠、イライラ、ヒステリー、頭痛、肩こり、冷え性など。
不快な症状を感じた時には、しっかりとこのツボを刺激してみて下さい。
暑い夏には重宝するツボの一つです。
簡単に使え、とても便利なツボなので、ぜひ活用してみて下さい。