健晃堂

熱中症をツボ刺激で防ぐ

今年も夏の暑さはかなり厳しくなるようで、観測史上最も暑い夏になると予測されています。

これからの季節、気を付けなければならないのが熱中症。

自律神経の働きが狂うと、体内の熱を発散させる機能が働かなくなることがあります。

体内に熱がこもり続けることで、熱中症は引き起こされます。

熱中症を防ぐためには、体内の熱を上手く発散させなければなりません。

汗が蒸発し皮膚が冷却されることで体内の熱は発散されるようになっています。

ところが、湿度が高い今の時期は汗が蒸発しにくいため、この仕組みが上手く働きません。

こんな時には豊隆(ほうりゅう)のツボ刺激が効果的。

豊隆のツボは、膝のお皿の下から、外くるぶしを結ぶ線の真ん中にあります。

足首を背屈させると、スネの外側に筋肉のもり上がりが感じられるでしょう。

この筋肉の外側の位置に豊隆のツボを取ります。

分かり難いようでしたら、膝下から足首までの半分の高さで、この辺りと思われるところをあちこちと親指で押さえてみて下さい。

何となくビリッとひびく場所があるのがわかると思います。

このツボは、湿気と暑さによって体内に溜まった熱を発散させる時に必ず使われる、とても効果の高いツボです。

刺激の方法には特に決まりはありません。

親指で心地良い程度に何度か刺激すると良いでしょう。

暑さでボーッとしていると感じたら。

熱中症を防ぐために、早目にこのツボを刺激しておくことをおすすめします。

16.06.27-1

Tagged on:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です