健晃堂

分ける習慣

多くのやるべき仕事が溜まってしまった時。

複雑な問題が発生して、解決の方法が見つからない時。

こんな時に、最初に取り組むと良いのは、“分ける”という作業。

様々な仕事や問題が、一度に押し寄せて来ている状態は、色々な種類の毛糸がもつれ合い、絡み合って、一つの塊になってしまっているようなもの。

この絡み合ったままの毛糸では、何も作れません。

もつれを解きほぐし、毛糸を色別、太さ別に分けてしまわなければ、次に進めないでしょう。

仕事でも、問題の解決方法などでも、「分けて」みると、新しい考えが生まれることがあります。

そして、分けるために必要なのが、全てを「洗い出す」という作業。

やるべき仕事を、一度すべて書き出してみる。

厄介な問題事は、その原因となるものを、全て洗い出してみる。

まずは一旦、全てを目に見えるように書き出して、それらを種類別に分けていくことが大切。

分け方には決まりはありません。

自分が最も把握しやすいことを最優先に、物事を分けていく。

全てを分けて、きちんと整理をしてから、再びそれらを統合していく。

数多くの仕事や、様々な活動をこなす多忙な人は、必ず物事を一旦「分ける」という習慣を持っています。

毎日の仕事や日常生活の中で、時々この「分ける」ということを意識してみてはいかがでしょう?

意外なほど頭が整理され、気持ち良く日々を過ごせると思います。

16.06.22

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