忙しいという字は、心を亡くすと書きます。
考え事で頭がいっぱいになり、心に余裕が無くなるのが忙しいという状態。
どれほど多くの活動に取り組んでいても、余裕がある時には、さほど忙しいという実感も無いでしょう。
心の余裕を保つためには、不要な思考は捨て、忘れることが大切。
しかし、人は覚えておくべきことは忘れてしまいがちな一方で、忘れたいことはなかなか頭の中から消去できないものです。
そんな時には、とにかく体を動かすのが一番。
運動して軽く汗を流した後には、頭がスッキリしますよね。
なぜそうなるのか、などと考え出すと、また思考が散らかってしまいます。
あれこれ考えず、軽く近所をランニングしてみる。
腕立て伏せやスクワットなどで汗をかいてみる。
体を動かすと、脳の様々な部位が活性化され、自然と思考が整理されて来ます。
汗と一緒に無駄な思考も頭から流してしまいましょう。
もし、汗を流すほどの運動が苦手であれば、外を散歩するだけでも効果的です。
歩きながら空を見上げることで、自律神経の働きがリセットされ、心身のバランスがニュートラルな状態に戻ります。
花や自然の景色に目を向け、香りや風を感じ、五感を刺激することで、心の余裕が取り戻せます。
最近、何かとミスが多い。
いつも忙しい気分になってしまう。
もし、そのように感じていたら、無理のない範囲で積極的に体を動かしてみることをおすすめします。