外出時に様々な物を触った後や、トイレで用を足した後に石鹸で手を洗っていますか?
行動は素早く何事も次々と成し遂げていく実行力の高い人達の多くは、手を丁寧に洗う習慣があるようです。
指の間まで丁寧に手を洗う。
自分だけでなく、周囲の人達にもバイ菌を移さないため、と考えているようです。
石鹸で丁寧に手を洗い、きれいなハンカチで手を拭いている人からは、日頃の生活からも丁寧さが感じられます。
一方で、手を洗わない人や、サッと済ますだけの人は、時間に追い立てられているような感じがします。
頭がいっぱいで、普段の生活も雑になり、大切なことが疎かになってしまっている印象を受けてしまうもの。
これは、あくまで実行力が高い人の習慣の一例でしかありません。
必ずそうというわけでは無く、もちろん例外もあるでしょう。
ただ、手を丁寧に洗うという行為が脳の活性化につながることは間違いないと思われます。
体の面積だけを見れば、手は小さなもの。
しかし、その手を支配するための人の大脳の領域は、非常に大きな割合を占めているのです。
手は神経を通じて、大脳の広い範囲と繋がっている場所。
そんな人体の中で大切な場所をきれいに洗うという行為は、言葉を換えれば脳をきれいにすると行為とイメージしても良いでしょう。
あくまでイメージであって、医学的には正しい表現ではないかも知れません。
ですが、私たちの生活は、こうした小さな行動が積み重なって出来上がっているものです。
手洗いのような繊細な行動にこそ、人の心の状態が表れるもの。
こうした行為を大切にする人は、何事においても落ち着いて一つ一つ丁寧に片付けることが出来るため、いつも頭が整理されています。
なので、いざ必要な時には素早く適切な行動が取れるというわけです。
頭の中で考えが散らかってばかりで、なかなか行動が伴わない。
そんな状態から脱出するためには、手洗いを丁寧に行うという、実行力がある人の習慣を形から取り入れてみてはいかがでしょう。
習慣化することで、日頃の行動力も変わって来ると思われます。
参考にしていただけると幸いです。