健晃堂

営業力の身に付け方

人が生きて行くために欠かせないのが“営業力”

営業の仕事に関わっていない人でも、誰でも同じ。

ビジネスだけでなく、恋愛や人間関係など、自分を売り込まなければならない場面は誰にでも必ずあるはずです。

営業力があるかないかで、人生の質は大きく変わると言えるでしょう。

ところが。。。

そのための方法を学び、様々なテクニックを駆使して、確実に営業力が向上した。

仕事も順調で、人間関係も上手く行っている。

なのに、いつも苦しい。

それに、一見すると営業力など無さそうなのに、自分より明らかに豊かな人達がいる。

向上心が強く、勉強熱心な人ほど、このような状況に陥りがちです。

そんな人が押さえなければならないポイントは、営業力を上げるには、直接的な方法と間接的な方法があるということ。

直接的な方法とは、文字通り、個人や企業を相手に直接営業を仕掛ける方法。

恋愛などの場面でも、好きな相手に自分から近寄って行くこと。

一般的に営業力と聞くと、このようなイメージを浮かべる人が多いのではないでしょうか。

対して、間接的な方法とは、自らはあまり売り込みなどを行いません。

自分の知らない所で、勝手に良い噂が広まるように仕掛ける。

つまり、口コミを発生させる方法。

また、自然と人が集まる場を作る方法を考える。

テレビ番組をイメージしてもらうとわかりやすいですよね。

無料で面白い番組を放送し、視聴者をテレビの前に集める。

すると、何が起こるのでしょう?

大手の企業が広告料を払ってくれます。

テレビ局は視聴者から直接的に1円もいただかなくても、企業からの広告料で利益を上げることが出来るのです。

形態は違っても、直接売り込みをしていない相手に営業を仕掛ける方法が、間接的な営業。

どちらが、大きな富を引き寄せることが出来るのでしょうか。

時代の覇者の移り変わりを見れば、それは明らかでしょう。

テレビや雑誌・新聞などのメデイアから、IT系企業まで、大きな富を得ているのは間接的な営業に長けている会社です。

個人レベルでも同じこと。

いつも自分の方からアプローチを掛け売り込みに熱心なだけの営業マンは、どれだけテクニックを磨いても、すぐに限界に突き当たります。

何もしていないように見えるのに、多くの紹介を出す営業マンには、業績でも差を広げられるだけ。

売り込みをする訳でも無く、ただ遊んでいるように見えるのに、なぜかいつも余裕がありそうな人。

そんな人は、間接的な営業力を身に付けて来た人です。

直接人に商品を売り込んだり、自分をアピールすることは無くても、周囲の人が勝手に良い噂を広めてくれる人。

同じ頭を使って営業力を磨くなら、間接的な営業力を身に付ける方に重点を置いてみてはいかがでしょう。

長期的視点に立てば、そちらの方が多くの富を引き寄せることになると思われます。

16.03.20

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