お金を稼ぎ、人にも恵まれ、時間にもゆとりがある人。
一生懸命働いているにもかかわらず、いつまで経っても余裕が出来ない人。
その大きな違いの一つは、
“天職についているかどうか”
人にはそれぞれ向き不向きがあります。
向いていない仕事をすると、人の3倍苦労することになり、3分の1しか成果が得られないと言われています。
でも、向いている仕事が見つからない。
何が天職なのか、自分でもわからない。
多くの人が悩むところですよね。
天職とは文字通り、天から与えられた職業という意味。
自分には何が天から与えられているのか?
それを知るための一つの基準に、3・3・3の法則があります。
まずは目の前の仕事を、何も考えずに3日間はやってみる。
全く向いていない仕事は、この時点で気が付くでしょう。
次に3週間、同じように続けてみる。
ここでもある程度の判断が出来ると思います。
そして3か月、約100日間。
これだけの期間、真剣に何らかの仕事や活動に取り組めば、それが自分に向いているかどうかの感覚は掴めて来るでしょう。
判断基準は、人の役に立っているという実感が得られるかどうか。
その仕事を、心から好きと思えるかどうか。
例えば、保険の営業職に就いたとします。
自社の取り扱う商品について真剣に勉強して、本当に心から良い商品だと思うようになった。
加入してくれた人は本当に喜んでくれている。
本心から、そう感じるのであれば、その仕事は天職になり得るでしょう。
あとは一生懸命、営業成績を上げるだけ。
実績が出来れば、お客さんも、自分を助けてくれる人も自然と集まって来ます。
結果的に、時間的にも経済的にも精神的にも、ゆとりが出来る。
そうなれば、仕事が楽しくて仕方が無くなるので、働くことにストレスを感じなくなるでしょう。
営業職に限らず、何でも同じ。
会社員、アルバイト、自営業、働き方が違っても全て同じです。
今の時代、豊かになるためには、人に喜んでもらうための頭脳労働が重要になります。
ただし、頭脳労働の成果は、行動して初めて得られるもの。
行動を開始したら、悩むことなく全力を出し切ることが大切。
ちょっとした小さな取り組みでも、一見すると単なる雑用にしか思えないようなことでも。
やると決めた、もしくはやらなければならないなら。
まずは短期間、全力で取り組んでみてはいかがでしょう。
意外なところに、天職は転がってるかも知れません。