仕事や人間関係、健康においても悪い方向へ流れてしまう時は、必ず自律神経の働きのバランスが乱れています。
自律神経の働きのバランスが乱れる要因を挙げると、
・気持ちにゆとりが無い時
・体調を崩した時
・自身が無い時
・事故や災害、人間関係のトラブルなど、想定外のことが起きた時
・悪天候、騒音、悪臭など環境が悪い時
このような状況によって、自律神経のバランスが乱れると、人の心身のコンディションは大きく低下してしまいます。
すると、自分本来の力が出せなくなる。
焦りや不安からミスや失敗が多くなる。
そして、色々な物事の流れが悪くなり、何事も思い通りに行かなくなってしまうでしょう。
流れを悪い方向に向けないために大切になるのが、“うすうす感じる気配”
何となく、不安や危険のニオイをキャッチしてしまうことがあるでしょう。
そんな時に、あまり深く考えないようにしようと考えるか、しっかり向き合うかで、後々の悩み方が大きく変わって来るもの。
常に良いパフォーマンスを維持し、仕事でも人間関係、恋愛など、安定した状態を保っている人ほど、このうすうす感じる不安の種を見逃しません。
不安や悩みの種は、芽が出ないうちに摘み取ってしまいます。
良い流れをキープしている人。
悪い流れが来ても、すぐに良い流れに引き戻すことが出来る人は、必ず芽が出る前の不安や悩みの種に、最新の注意を払っているものです。
対して、好調が長続きせず、すぐにスランプに陥ってしまう人は、うすうすの気配に対処しない人。
間違ったポジティブ思考で生きている人と言えるでしょう。
悪い事は考えないようにしよう、問題は起きてから対処の仕方を考えれば良いと、楽観的に生きている人に限って、何事もすぐに流れが悪い方に傾きがちです。
本当にポジティブに生きている人とは、うすうす感じる気配に敏感で、素早く対処する人。
常に最悪の事態を想定し、出来る限りの手を早めに打っているからこそ、少々のことでは乱れない安定した生き方が可能になるのです。
何となく気になること、うすうす感じる危険や不安。
これらに毎日しっかりと向き合ってみませんか?
そんな悪い事ばかり考えていたら気が滅入る、と思うかも知れませんが、結果は逆になります。
不安や悩みの種を芽が出ないうちに摘み取ってしまう作業を毎日続ける人が、日々を安定した良い気分で過ごすことが出来るのです。
ぜひ、参考にしてみて下さい。