健晃堂

脳の仕組みと自己概念

セルフイメージを高めるためには、脳の仕組みを理解しておかなければなりません。

人と脳には、右脳と左脳があり、それぞれ働きが異なります。

一般的に、社会的な成功者には右脳型人間が多いと言われています。

イメージとしては、左脳の力が100とすると、右脳には10000の力があるとされています。

しかし、右脳の力を良い方向に引き出すには、左脳をどのように使うかがとても重要。

人の脳をインターネットの仕組みに例えると、右脳は様々な情報が入っているデータベースのような働きをしています。

それに対して左脳は、検索エンジンのような働き。

グーグルなどで、何かキーワードを打ち込むと、膨大なデータベースの中から、それに関連した情報が表示されますよね。

脳の仕組みも似たようなイメージです。

左脳で楽しいことを考えると、右脳はこれまでに蓄積された記憶・体験・知識などの膨大なデータベースの中から、楽しい情報を探し出します。

同じように、成功、明るい未来、喜び、などを打ち込むことで、脳が勝手にそれらを手にするために必要な情報を探してくれます。

そして、いつも探している情報に基づいてセルフイメージが形成され、それはいつしか現実になってしまうもの。

左脳に、失敗、貧乏、苦しい、などのキーワードを多く打ち込む習慣がある人は、現実もその通りになってしまうのは、右脳の力によるものです。

自己概念を高めるために、頭の中を良いイメージでいっぱいにしましょう。

ただし、それは一人では大変困難なこと。

なので、力をくれるパワーパートナーとの存在が大切。

また、時にはセルフイメージが上がる環境に身を置くことも、左脳に良いキーワードを打ち込むために効果的。

お金をかける必要はありません。

ホテルのロビーなど、落ち着いた雰囲気の空間で過ごす時間を持ってみる。

綺麗な景色を眺めに行く。

用事は無くても、持っている一番良い服を時々着て外出してみる。

このような習慣は、長い目で見れば現実にも大きな良い影響を及ぼします。

セルフイメージとは、コツコツと積み上げて、高いところまで持って行くもの。

一瞬にして、高い自己概念を持つ方法は存在しません。

瞬間的にセルフイメージが上がり、現実もその通りになったとしても、崩壊するのも一瞬。

コツコツと確実に積み上げられたセルフイメージを持つ人は、たとえ現実の姿は転落したとしても、またすぐに這い上がって来ます。

お休みの日などには、自分を高めるために、非日常的な空間に身を置いてみてはいかがでしょう。

参考にしていただけると幸いです。

16.02.20

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