健晃堂

緊張感から身を守るコツ

人は緊張すると、本来の力を発揮出来なくなるものです。

余計なことに気を取られず、目の前のことに集中出来るようなプラスの緊張感なら良いでしょう。

しかし、近くに怒っている人が居る時。

強い緊張感を発している人ばかりの環境の中に居ると、どうしてもマイナスの影響を受けてしまいます。

そんな緊張感から、考えがまとまらなくなったり、ミスを連発する前に身を守るコツとは?

“壁時計の針に目を向ける”

まずは、時計を少し観察してみて下さい。

色、形、大きさなど。

それから、秒針に目を向けてみましょう。

時計は常に一定のリズムで動き続けています。

イメージとしては、そのリズムを体の中に取り入れるようにしてみて下さい。

人は一定のリズムと同調することによって、緊張を和らげ精神を安定させるセロトニンというホルモンが分泌されるようになっています。

同じリズムで動く時計の秒針に意識を向けるだけで、緊張感からはかなり解放されるものです。

ただし、この方法には大きな問題もあります。

仕事中に時計ばかりを見ていると、周囲の人からの印象が大きく下がってしまいますよね。

時間ばかり気にして、やる気が無い人のように見えてしまいます。

でも、大切なのは時計そのものではありません。

一定のリズムを刻むものに意識を向けるということです。

日頃から、時計と同じように一定のリズムで動いている他の何かを探しておけば良いでしょう。

また、時計も必ずしも見る必要はありません。

秒針の音がするものなら、時計の音を聞こうとするだけでも効果があります。

緊張感に包まれる機会が多い職場に居るのであれば、針が動く小さな音を出す時計を近くに置いておいても良いでしょう。

人は周囲の人の発する波動から影響を受けることは避けられません。

とは言え、影響を小さくすることは可能です。

無駄に緊張し、心身のバランスを乱してしまわないために、参考にしてみて下さい。

16.02.04

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