人はいつでも同じ一定のリズムで行動を続ける事は出来ません。
その日の体調、天候の変化などによって、やる気が出ない日があるのは避けられないもの。
どうしてもやる気が出ない時に、気合や根性などの精神論は不要。
これらはやる気に溢れている時にこそ役に立つものです。
ならば、どうすれば良いのでしょうか?
そんな時はとにかく、
“手足を動かすこと”
手足を動かすといっても、ストレッチしたり、ブラブラさせるだけではありません。
机の上の片付け、掃除、階段の上り下り、何も考えなくてもできる単純な作業など。
少しでも手足を動かしてみましょう。
無理にやる気を出そうとする必要はありません。
何も意識しなくても、手足を動かしているうちに人の脳は勝手に活動モードに切り替わり始めます。
仕事が山積みなのに全くやる気が起こらない時などには、直接的には仕事に関係の無い作業で手足を動かしてみるのがおすすめ。
やる気が出ないのは、周囲の環境の変化に合わせて、自律神経の働きが休息モードになっているためです。
マインドに問題があるのでは無く、根性が足りないわけでもありません。
特に天気が下り坂の日にやる気が落ちるのは、むしろ心と体のバランスは正常で健康な証拠なのです。
人は本来、雨が降る日に活動する生き物ではありません。
そんな日は、外出して雨に濡れて風邪をひいたり、滑って転んで怪我をしたり、自然災害が起こりそうな場所に近付かないように、行動を抑えるように自律神経が働いてくれているのです。
しかし、やる気が出ないからと言って、多くの人は働かないわけにはいかないですよね。
だから少しだけ、心と体のバランスをやる気モードに切り替える必要があります。
手足を動かし脳を活性化させることで、無理なく活動状態に持って行けるでしょう。
無理にやる気を出す必要が無いのであれば、ゆっくりとした時間を過ごすのがベスト。
環境が活動するのに適した状態に変われば、やる気は勝手に復活します。
どうしてもやる気が出ない。
そんな日を乗り切るには、やる気を出そうとするより、とにかく手足を動かしてみることをおすすめします。