健晃堂

ひらめきは無駄の中にある

昨今、インターネット上では近い将来無くなるであろうという内容の記事が、よく話題になります。

単純労働は全てロボットがやるようになる。

頭脳労働さえも人工知能が担当するようになる。

様々な予測が飛び交っていますが、本当のところは誰にもわかりません。

20年前は、近い将来ペーパーレスの時代が来ると言われていたのに、現実は紙の消費量は増える一方です。

ただ、将来がどんな世の中になろうとも、確かだと言えることは、

“ひらめきが今よりさらに重要になる”

インターネットが普及したことで、人の脳は物事を覚えるという作業から解放されました。

そのため、単に記憶力が良いだけの人は、あまり社会で重要視される機会が少なくなりました。

創造力のある人が富を手にする時代です。

何か新しい価値を創り出す。

もしくは、まだあまり知られていない価値を発見する能力は、これからの時代を生きるためには最も必要な能力の一つでしょう。

ひらめき、創造力、クリエイティブな才能などは、脳の総合力によってもたらされるもの。

記憶力・集中力など情報を収集する力。

記憶を引き出す力。

思考を整理する力。

情報を組み立てる力。

人に情報を伝えるアウトプット能力。

理論では無く目に見えない何かを感じ取る力。

直感力。

これらが全て重要になります。

様々な脳の働きが一つになって、ひらめきや創造が起きます。

必要なのは、大量のインプットと大量の経験。

これらと今の現象が結びついた時に、ひらめきが起きる。

インターネットビジネスの世界で成功を成し遂げた人達の多くは、このように語っています。

一見すると、人からは遊んでいるようにしか見られない行動も、実は大切な仕事の一部。

この、無駄な行動も仕事の一部という感覚を持つことが出来れば、脳の働き方が変わります。

人は生きていると、無駄としか思えないような行動を全て避けることは出来ないでしょう。

しかし、それらも全て、脳の働きを高めるために役立っていると意識するだけで、ひらめく力はかなり高くなるものです。

無駄な行動。

非日常的な経験。

情緒的な感覚。

これらを大切にしながら、日々を過ごしてみることをおすすめします。

15.12.24

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