健晃堂

同じミスを防ぐコツ

同じ失敗を繰り返してはならない。

なんて、人から言われなくても誰だって知っていますよね。

でも、なぜか同じミスをしてしまうのが普通の人。

わかっているけど、どうしてもやってしまう。

だから、失敗をノートにきちんと記録して、潜在意識に植え付けることが大切。

また、失敗記録を付ける時に、必ず書いておくべき要素があります。

それは、

“失敗をした時間帯と、その日の天候”

人が同じ失敗を繰り返すのは、大抵は似たような時間帯になりがちです。

脳にも冴えている時間と、休みモードになり働きが悪くなっている時間の波があるからです。

この脳のバイオリズムを知っておけば、失敗しやすい時間帯に、同じ行動を避けることで同じミスをする回数を減らせるでしょう。

例えば、夕方になると不注意によるミスを連発してしまう。

夜11時を過ぎると気分が落ち込み、感情的なメッセージを人に送ってしまい後悔する。

きちんと記録を付けることで、自分の脳のバイオリズムを知ることが出来ます。

ミスをしやすい時間帯には、出来るだけ仕事を控えめにして休息時間に充てる。

感情的になりやすい時間帯には、人とのメールのやり取りを避ける。

など、行動パターンを変えてみましょう。

どうしても行動しなければならない場合でも、その時間帯にはミスを繰り返しやすい傾向があると知っているだけで、注意力が大きく変わって来ます。

また、天候も脳の活動や精神状態に大きな影響を与えます。

快晴の日には、周りが見えなくなり、独りよがりな行動から対人関係で失敗してしまう。

曇りや雨の日には、ネガティブな発言などが増え、言わなくても良いことをつい口にしてしまう。

人には、大まかにそのような傾向があります。

記録を付けていくと、同じミスは見事なほど同じ天候の日に繰り返されていることに、驚かされるでしょう。

時間帯や天候によって、どのような失敗をしやすいか、傾向を知っているだけでは、人は本気で対策を考えようとしないものです。

きちんとノートに記録したものを自分自身で確認してみると……

かなりショックを受けるかも知れませんが、それが同じミスを防ぐためには、良い心掛けとなるはずです。

もし、あなたが何度も同じミスを繰り返す傾向があるなら。

ぜひ参考にしてみて下さい。

15.12.22

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