健晃堂

小さな失敗は脳からの警告

仕事でも、日常生活においても、人は誰でも失敗を犯すものです。

失敗自体は、悪い事でも恥ずかしい事でも何でもないでしょう。

ただし、同じ失敗を何度も繰り返す。

この傾向があれば要注意!!

直ちに改めておいた方が良いでしょう。

同じ失敗を繰り返さないための工夫の一つ。

“失敗ノートを作る”

何か失敗してしまった時には、必ず一冊のノートにまとめてみて下さい。

そして、失敗した原因を自分なりに追求して、気が付いた理由も一緒に書いておくと良いでしょう。

例えば、電車の中で傘を忘れてしまった時。

まずは、傘を忘れるという失敗をしたこと。

なぜ、忘れたのか?

思い出してみると、あまり意識せずに、どこか適当な所に置いてしまったため、電車を降りる時にも傘を置いたという記憶が残っていなかったから。

次回、同じ失敗を繰り返さないためには、手から離さないようにするか意識的に目立つところに置くようにすることが大事。

このように手書きの文字でノートに記録しておくと、潜在意識に刷り込まれ、同じ失敗の繰り返しを防ぐことが出来ます。

また、人が失敗する時には、脳の使い方に問題があったり、疲労などから来る脳の機能の低下が隠されています。

これらに対する警告が、失敗という目に見える形で現れるのです。

大きな痛手を被るような失敗をした時には、人は反省し同じことを繰り返さないように気持ちが変わるもの。

ですが、電車の中に傘を忘れるなどの小さな失敗は、しばらく日が経てば、失敗したことすら忘れてしまっているのでは?

しかし、小さな失敗の中にこそ、大きな痛手を被るような大失敗を未然に防ぐ、脳からの信号が含まれているものです。

バタバタと、忙しい時期だからこそ、失敗ノートをつける。

この習慣を持つことで、精神的にも時間的にも余裕が生まれるでしょう。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

15.12.21-1

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